皆勤賞ってご存知ですか?

一年間に亘り、1日の有給休暇も取得せず出勤することによって会社からいただけたアワードのことです。

私が受賞した昭和61年(1986年)頃は、休まずに働く社員を「いい社員」として称賛しました。ですから、それに応えるよう、私も自ら狙ってこのアワードを獲りに励みました。皆勤賞は他の賞と異なり、唯一会社からの評価に関係なく、自分自身の努力の結果でいただけるアワードでしたので。

有休休暇5日間の取得義務のある今となっては、嘘のようなアワードです。この35年間で、休暇に対する考え方は大きく変わりました。「休まない」から「休め」へ、180度の転換です。 
この表彰状をあらためて読み返すと表彰理由が2つ記されています。「あなたの日頃の節制」と「ご家族の協力」です。 
さて、この皆勤賞を「皆勤」を「活躍」に。そして「節制」ではなく「健康」に書き換えてみました。「家族の協力」は「家族も同じように健康に取り組む」ことと明確にしてみます。

「あなたがこの一年間を通じ活躍されたことは ご自身とご家族の健康への取り組みを基盤とした成果であり誠にうれしく思います」
 健康を軸に据えてみると、当時の休暇の考え方は180度の転換をしましたが、働き方の考え方にはブレがないことに改めて気づかされます。 
最近、自分自身の健康はもちろんのこと、家族の健康も同じくらい大切だと痛感しています。家族が健康でないと思う存分に仕事をすることが出来ません。自分だけでなく、家族も健康に取り組むことが必要だと思います。家族も含めて健康だからこそ活躍ができると思うのです。

 お互いに、しっかりと健康に取り組んで活躍しましょう!

【いただいた皆勤賞】