「日本のモノづくりが、狙われている」
─ サイバーセキュリティとは
無縁だった電気設備会社が、
創立100周年を前にドラマを作った理由 ─
社会派ショートドラマ
『迷宮の世界』~ネットワークは、生きている~
Episode 1(主演:竹中直人)を製作
Amazon Prime Video で
先行配信決定
株式会社電巧社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中嶋 乃武也)は、
サイバーセキュリティを題材とした社会派ショートドラマ
『迷宮の世界』~ネットワークは、生きている~のEpisode 1「侵入前提 ─ 命の光脈」を製作します。
主演は竹中直人氏。2026年10月31日(土)より、Amazon Prime Videoで先行配信します。
背景:ランサムウェア被害は「拡大・深刻化」へ
2025年に国内で報告されたランサムウェア被害は226件※。
うち約65%(143件)を中小企業が占めており、標的は大企業から中堅・中小企業、
そしてサプライチェーン全体へと広がっています。
また、復旧に1,000万円以上の費用を要した組織は半数にのぼっており、深刻化の一途をたどっています。
近年、フロンティアAIの発展により、サイバー攻撃はかつてない速度で高度化しています。
しかし、サイバー攻撃を想定したBCP(事業継続計画)を策定済みの組織は18%にとどまります。
公表・申告されない被害もあることから、実態はさらに大きいと考えられます。
なぜ、電気設備会社がセキュリティのドラマを作るのか
当社がサイバーセキュリティ分野に携わってきたのは、100年近い歴史のうち、わずか3年です。
それ以前から電気の仕事を通じて向き合ってきたのは、社会インフラを止めないという使命でした。
電気が止まれば、事業が止まる。私たちは長年、その課題と向き合ってきました。
そして今、同じことがネットワークで
起きています。
電気を止めないための仕事をしてきた会社が、その延長線上でサイバーセキュリティの問題に取り組んでいます。
セキュリティはいま、「コスト」から「投資」へと位置づけを変えつつあります。
一方で、サイバーセキュリティを経営課題と認識しながらも、具体的な投資判断に踏み出せない企業も少なくありません。
セキュリティ対策を紹介する情報は豊富にあるものの、被害の実態を「自分の会社で起きること」として理解する機会は限られているからです。
ネットワークの内側は目に見えず、攻撃者がどこから入り、どのように広がり、なぜ事業が止まるのか──専門用語と技術資料だけでは、経営会議のテーブルに載せることが困難でした。
「見えないものは、理解されない。
理解されないものに、投資はされない」
ならば、見えるようにする。
それが本作の出発点です。
当社は、ネットワークの内部を「生きている世界」として描き、侵入・検知・封じ込めの一部始終を映像体験に変換しました。
個々の技術の解説ではなく、経営者が「事業を止めないために何を選ぶか」を考えるきっかけとなる作品を目指しています。
ストーリー
Episode 1「侵入前提 ─ 命の光脈」
テーマ:なぜ、事業は止まるのか
地方の中核病院が、ランサムウェア攻撃に倒れる夜。電子カルテが停止し、透析システムが止まる。そこへ、急患が運び込まれる。
「止めるわけにはいかない」
同じ夜、ネットワークの内側では別の物語が進行している。
EDRの〈アーク〉は侵入を検知するが、止める力を持たない。
マイクロセグメンテーションの〈界(カイ)〉は静かに告げる──最良の備えとは、戦いそのものを起こさないことだ、と。
本作の特徴
-
現実世界と仮想世界の並走
病院の現場と、ネットワーク内部。 二つの世界をパラレルに描くことで、「システムが止まる」という抽象的な事象が、人の生死に直結する現実として浮かび上がります。
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セキュリティ技術のキャラクター化
「通すか、通さないか」という、すべての境界の原点であるファイアウォールの〈白い子猫〉。 検知に長けるが遮断の力を持たないEDRの〈アーク〉。通信を分割し被害の連鎖を断つマイクロセグメンテーションの〈界〉。 セキュリティの役割の違いを個性的なキャラクターとして描くことで、多層防御の必要性を直感的に伝えます。
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「侵入前提」という考え方
侵入を完全に防ぐことだけを目指すのではなく、侵入される可能性を前提に、早期に検知し、被害の拡大を封じ込める。 本作では、複数の対策を組み合わせて事業を守る多層防御の考え方を描き、「人は何に備えるべきか」という普遍のテーマを、東洋思想を基盤に描きます。
-
本編12分という尺
経営会議での問題提起や、社内研修や授業での導入に活用しやすい長さとして、本編を12分に設計しています。 次回配信予定のEpisode 2「多層防御 ─ 止めないための選択」と合わせ、「なぜ止まるのか」「どう備えれば止まらないのか」の問いと答えを描きます。
主演・竹中直人
─ 一本のドラマとして
本作は、サイバーセキュリティを題材に、「人は何に備えるべきか」を描く社会啓発作品です。
製品の宣伝ではなく、一本のドラマとして届けたいという企画趣旨に共感いただき、竹中直人氏に主演をお願いしました。
竹中氏が演じるのは、ランサムウェア攻撃によって電子カルテと透析システムを失った地方中核病院の院長・佐伯隆司。
若き日に搬送先が見つからず亡くなった少女の記憶を胸に、「うちだけは断らない」を使命として生きてきた医師です。
サイバーセキュリティは、専門用語の壁によって自分ごととして捉えられにくいテーマです。
本作では、データを失った現場で判断を迫られる人物を竹中氏が演じることで、技術の物語を人間の物語として提示します。
なぜ、竹中直人氏にお願いしたのか
(監督・宮野ケイジ)
佐伯隆司という主人公は、正しさだけでは描けないと思っていました。
患者を守るという信念の裏には、四十年前に救えなかった少女への負い目を抱え続けている。
声高に語らず、静かな重さで人を動かす
――そういう役です。
竹中直人さんには、笑いも涙も同じ人間の奥行きとして演じる力があります。
本作では抑制された芝居を望みました。表情の奥だけで葛藤を伝えられる俳優でなければ佐伯という人物は成立しない。
苛立ちを飲み込む静けさを、竹中さんになら任せられると確信してお願いしました。
予告編・メイキング映像を
10月1日より公開
Amazon Prime Video(10月31日から配信)に先立ち、
本作の予告編およびメイキング映像を10月1日(木)より公開します。
作品の世界観と、ネットワーク内部を描いた映像表現をご覧いただけます。
公開先および日時は、決定次第あらためてご案内いたします。
代表コメント
「私たちは1928年の創立以来、電気設備の納入からメンテナンスまで、企業の電気インフラを支え続けてきました。 電気や設備と同じように、いまやネットワークは事業を成り立たせる基盤です。 しかし、その内側は、経営者からは見えない。見えないものは、必要以上に恐れられるか、逆に見過ごされるかもしれません。 どちらも、正しい投資判断にはつながりません。このドラマを通じて、まずランサムウェアの実態を知っていただきたい。 そして、経営者の皆さまがご自身の言葉でセキュリティを語り始めるきっかけになればと願っています。 電気を止めない会社から、日本社会を止めない企業へ。それが、創立100周年を目前にした私たちの意志です」
株式会社電巧社 代表取締役社長 中嶋 乃武也
作品の概要
- タイトル
- 『迷宮の世界』~ネットワークは、生きている~
Episode 1「侵入前提 ─ 命の光脈」 - 配信時期
- 2026年10月31日(土)
- 配信形態
- Amazon Prime Videoにて先行配信
(その他の主要配信プラットフォームは順次) - 映像形式
- アスペクト比 2.35:1(シネマスコープ)
- 言語対応
- 日本語(英語字幕あり)
- 主演
- 竹中 直人(役名:佐伯 隆司/病院長)
主なスタッフ
- 原作
- 橿村義治
- 監督・脚本
- 宮野ケイジ
- 撮影
- 倉持武弘
- CGデザイン
- 佐野和信
(米国ロサンゼルス在住/『スタートレック』シリーズほかに参加) - 音楽
- ジョー・マラン
- 企画・製作
- 人とサイエンス社
- 製作・提供
- 株式会社電巧社
※Amazon、Amazon Prime Video およびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
※配信時期・配信プラットフォームは変更となる場合があります。
※出典:警察庁「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」
株式会社電巧社について
- 社名
- 株式会社 電巧社
- 所在地
- 〒105-0014 東京都港区芝2-10-4
- 代表者
- 代表取締役社長 中嶋 乃武也
- 設立
- 1928年(昭和3年)2月11日
- 事業内容
- サイバーセキュリティに関する製品の販売、端末ソリューションの提案、システムインテグレーション、AI活用やDXを推進支援。ビル用電気設備の販売・保守、創エネ・省エネ・再エネに関する製品の企画・開発・販売・保守・整備、補助金申請代行など
- 資本金
- 9,000万円
- Webサイト
- https://de-denkosha.co.jp/colortokens/