2025年1月10日

壁面設置で積雪地域でも効率的に発電|株式会社堀口組様

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フレキシブルソーラーG+ 導入事例┃株式会社堀口組様

 

業種 建設業
設置場所 社屋、防災倉庫
設置部位 屋根、壁
企業Webサイト https://www.horiguchikk.co.jp/
掲載日 2024年12月16日

導入製品

超軽量・超薄型太陽光パネル

フレキシブルソーラーG+

フレキシブル ソーラー G+

製品詳細はこちら>>


株式会社堀口組(以降、堀口組)は、昭和25年創業の建設会社で、「良く・早く・安く」の社訓を基に、常に技術と品質の向上を目指しています。

2020年にDX推進室を設立し、現場全体の生産性向上にも努めています。

2022年にSDGs宣言を行い、環境に配慮した企業活動にも取り組んでいます。

本インタビューでは、『フレキシブルソーラーG+』の導入理由や活用法などをお伺いしました。

株式会社堀口組
代表取締役社長 堀口 哲志 様

【プロフィール】

1975年北海道生まれ、北海学園北見大学商学部卒業。

1997年株式会社堀口組入社。

土木部職員として現場作業に従事したのち本社勤務を経て 2013年同社代表取締役社長に就任し、現在に至る。

    ▼導入事例インタビューは 動画でもご覧いただけます▼

導入の決め手は接着施工

――― まず、最初に電巧社のフレキシブルソーラーG+という薄型軽量モジュールを採用していただきました経緯をお聞かせください。

同業者が通常のソーラーパネルを導入しているところもあり、元々ソーラーパネルに興味はありました。

しかし、従来のソーラーパネルですと架台がいりますし、重量の部分でも少し気になっている点がありまして……。

実は、当社社屋の屋上を防水処理したばかりで、架台を据え付けたときに水漏れなどの問題が発生するのではないかと思い、なかなか手が出なかったというのが正直なところですね。

そういったところで今回の製品の情報を聞かせていただいたときに、これなら我々でも導入できるのではないかなと考え、問い合わせをいたしました。

――ありがとうございます。お問い合わせされた後、本製品を採用することにした決め手はなんだったのでしょうか?

軽さなど商品自体の特徴もよかったのですが、それ以上に導入の決め手となったのが架台を使わない接着施工だと思っております。

社屋の屋根の様子

▲社屋の屋根の様子

これは導入後に分かったことですが、施工日数も非常に短かったので、そちらにも驚きました。

積雪地域でも壁面設置で発電

――今回社屋だけでなく、防災倉庫にも導入されましたが、この防災倉庫は、どういった経緯で建てられたのでしょうか?

社屋(左)と防災倉庫(右)

▲社屋(左)と防災倉庫(右)

防災倉庫は、当初自社の職員ならび家族、ひいては地域住民の方々へ供給できるよう備蓄を保管するための場所として建てました。

今後は町内会など地域の方々にも有事の際に協力できるような場所にするなど、何かしらの形で地域に貢献できればいいなと思っております。

ソーラーパネルをつけたことによって常に発電ができるようになって、今回蓄電池も入れさせていただいたので、冬場の災害等にも何か活躍できるのではないかなと思います。

――そして屋根だけでなく、壁面にも設置いただきましたが、その理由はなんだったのでしょうか?

これは北海道のような寒い地方の企業特有だと思うのですが、冬場はどうしても雪で発電できない状況が続くことがあります。

しかし、壁面にソーラーパネルを設置するということで、冬場でも発電ができるため、非常に性能が高いなと思っております。

――本製品では最長20年間の施工保証もついているのですが、この保証に関して御社はどう感じられたでしょうか?

最初、その年数をご提示いただいたときに、通常であればその半分ぐらいの持ち方だと思いますけれども、今回それを上回る保証ということで、我々にとってはすごく有り難かったです。

こちらも、この商品に決めさせていただいた理由のひとつになったのかなと思っています。

――導入されてみて、社員の方や周辺地域からの反応はいかがでしょうか?

新聞社3社に取材を受けまして、今後この商品を稼働させたときの二酸化炭素の削減量などのデータも全部出させていただきました。

周りの方にもすごい施設を作ったねとお声がけいただいたり、ほかの地域の方々がうちの会社のシステムに非常に興味を持っているという話もちらっとお聞きしたこともあります。

――逆に導入される際にご苦労された点とかございましたか?

北海道という土地柄、ソーラーパネル搬入の際の運送料が高くなるということはありました(笑)。

こちらには自社で保有している機械がいっぱいありますので、そちらで取りに行かせていただいて、その分は配送料を安くしてもらいましたね。

――その節は大変お世話になりました(笑)。

インタビューを受ける堀口様

DXからGXへ

――御社は2022年にSDGs宣言をされたと伺っておりますが、きっかけはなんだったのでしょうか?

SDGs自体は他社様がやっているのを見せていただいたこともあったので、よく知っていました。

実際当社に当てはめてみたときに、もう恐らく以前から実践していたと気がついたので、色々な方の協力をいただいてSDGs宣言を行いました。

――さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)も早くに採用をされて推進室も設置されていますね。

そうですね。最初にDX推進室を設けたときは、担い手不足の問題が立ちはだかっておりました。

ですので、DX推進室でバックオフィスなどを行って、現場のバックアップ、書類の簡素化等々を行って担い手不足を補うという部分で動いていました。

ドローンもその一環で、現場状況を確認するために活用しています。

ドローンで撮影された社屋画像

▲こちらの社屋画像もドローンで撮影したものをいただきました

――DXから今度GX(グリーンストランスフォーメーション)へ移っていかれるかと思うのですが、今後はどのような設備の導入をお考えでしょうか?

EVスタンドに関しては、すでに年内に4箇所設置することが決まっています。

ソーラーパネルも、今回のものが順調に稼働すれば、グループ会社の方にもどんどん拡大していく予定です。

企業単位ではありますが、クリーンエネルギーを使った循環型社会に少しでも貢献できるのではないかと思っていますので、まだまだこれから挑戦していきたいと思っています。

堀口組様 社屋

▲堀口組様 社屋

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