2026年2月12日

2026年度からの省エネ法改正で何が変わる?改正ポイントと企業がすべき準備

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2026年度からの省エネ法改正で何が変わる?改正ポイントと企業がすべき準備

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、日本のエネルギー政策が大きな転換期を迎えています。

その中心にあるのが、多くの企業にとって馴染み深い「省エネ法」の改正です。

2026年度の改正から、企業にはこれまで以上に再生可能エネルギーの活用を見据えた対応が求められるようになります。

本記事では、省エネ法の基本的な考え方を押さえたうえで、2026年度・2027年度の改正内容と、改正に向けた企業のアクションプランを分かりやすく解説します。


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そもそも省エネ法とは?

省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)は、オイルショックを機に制定された、日本のエネルギー政策の根幹をなす法律です。

かつては「使うエネルギーを減らすこと(合理化)」が主目的でしたが、2023年の大幅な改正による、その意義は大きく進化しました。

現在は、化石燃料から非化石エネルギー(再生可能エネルギー等)への「エネルギー構造の転換」を促すための法律へとアップデートされています。

2030年度の温室効果ガス削減目標、そして2050年のカーボンニュートラル実現に向け、企業には単なる節電以上の「具体的アクション」が求められています。

2. 法改正は2段階

2026年度から始まる改正は、特定事業者(年間エネルギー使用量が原油換算1,500kl以上の事業者)を対象に、2段階のステップで導入が進みます。

省エネ法の改正(2段階)

【第1段階:2026年度〜】太陽光発電の導入目標の策定・報告

2026年度から、中長期計画書において屋根置き太陽光発電設備等の導入方針(定性的目標)の策定・報告が義務化されます。

ただし、実際の設置そのものを直ちに義務化するものではありません。

例えば、「新築や改築のタイミングでは太陽光導入を検討する」、「技術的・経済的に可能な屋根については導入を進める」といった大まかな目標を中長期計画書に記載して報告します。

中長期計画書(案)

中長期計画書の様式(案)

出典:経済産業省:工場・事業場における建築物屋根への太陽光発電設備の導入促進策について(PDF)

【第2段階:2027年度〜】建屋ごとの詳細情報の報告

2027年度以降は、毎年定期報告書での詳細情報の報告が求められるようになります。

現在は建屋ごとの屋根面積や耐震基準、積載荷重、そして報告時点でどの程度太陽光発電設備が設置されているかなどを定期報告書に記載することが検討されています。

定期報告書(案

定期報告書の様式(案)①
定期報告書の様式(案)②

出典:経済産業省:工場・事業場における建築物屋根への太陽光発電設備の導入促進策について(PDF)

改正ポイントのまとめ

年度 必要な報告書 主な報告内容
2026年度 中長期計画書 太陽光導入に関する方針や目標
2027年度 定期報告書 1,000平方メートル以上の建屋ごとの設置可否、面積、
および未設置の理由(現在検討中)

改正に向けた企業のアクションプラン

2026年は、脱新制度への対応をスムーズに進めるためには、以下の3ステップのアクションで準備することをおすすめします。

省エネ法改正に向けたアクションプラン

ステップ1:現状把握

まずは、自社が省エネ法の対象となる事業者に該当するかを確認します。

あわせて、工場や倉庫などの建屋ごとに、屋根の面積や構造、耐震区分、積載荷重といった前提条件を把握しておくことが重要です。

ステップ2:目標設定

次に、屋根置き太陽光などの再エネについて、「どのように取り組むか」という目標や考え方を整理します。

すぐに設置できるかどうかだけでなく、どんな条件であれば導入を検討するのか、新築・改築時にどうするのかといった方針レベルの整理がポイントになります。

ステップ3:計画の具体化

最後に、屋根条件や事業状況を踏まえ、導入方法や技術の選択肢を具体化していきます。

パネルの種類や施工方法、導入方式(自己所有・PPAなど)によって実現性は大きく変わるため、綿密に調査をして検討することが重要です。

超軽量・超薄型「フレキシブルソーラーG+」がおすすめ

太陽光発電設備の導入を検討した際に、多くの企業が悩むのが「屋根の耐荷重」の問題です。

建物が古く耐荷重に不安がある、通常の太陽光パネルは重くて載せられない、大がかりな工事は難しい――こうした声は少なくありません。

こうした課題に対する現実的な選択肢の一つが、弊社が取り扱う太陽光発電ソリューション「フレキシブルソーラーG+」です。

フレキシブルソーラーG+

G+の超軽量・超薄型フレキシブルソーラーパネルなら、架台不要で屋根に直接接着できるため、屋根への負担が非常に小さくなります。

また柔軟性があるため、曲面屋根など従来の太陽光パネルでは導入が難しかった屋根にも対応しやすい特長があります。

自家消費型として活用することで電力コスト削減にもつながり、省エネ法で求められる再エネ活用の方針や実績づくりにも役立ちます。


G+は、小型タイプや積雪対応タイプ、軽量樹脂タイプ軽量ガラスパネルタイプなどラインナップも豊富です。

「屋根の耐荷重がネックで再エネを諦めていた」企業にとって、検討しやすいソリューションと言えるでしょう。

詳細はこちらでご確認ください>>>

まとめ

2026年度からの省エネ法改正は、企業にとって一見すると事務負担の増加に見えるかもしれません。

しかし、本質は「眠っている屋根という資産を、いかに活用するか」を企業に問いかけるものです。

太陽光発電の導入は、法規制への対応だけでなく、電気代高騰への対策や企業価値の向上にも直結します。

この法改正を機会に、まずは自社の屋根のポテンシャルを見直すことから始めてみませんか?

【参考サイト】
経済産業省┃2025年度第1回 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 省エネルギー小委員会 工場等判断基準ワーキンググループ

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