私はこの地に住むようになり17年になります。越してきた際は近くに牧場もあるような町でしたが、開発が進むにつれて人口が増えて市に昇格し、東北の中でも住みたい町1位にもなって大変喜びでもありました。その喜びの中で今、人が増加する事は将来人口が減って過疎化が進んでいくのではないかとの不安が大きくなり、どの様にしたらより良い街づくりが出来るかを考え、この記事を書きました。
1.将来の人口構成危惧と現在の就業種類
- 振興住宅である為、若手世代が流出して世代交代が進まず、古い団地より高齢者が増加する
- 子育て世代が新たな住宅を求めて仙台市近郊の団地を購入する背景があり、団地で育った子供達が都会に憧れて巣立って行く事により、若手層が少なくなって高齢者が残り、逆ピラミッドの絵図になる
- 世代交代が無くなると事によって少子化が進み、学校などの統廃合になる可能性が高まって、過疎化が予想される
→ 全国には成功事例がいくつも存在する
2.成功事例の地方自治体からの学び
- 愛知県長久手市から学ぶ(公共交通機関充実・大型商業施設・公園の充実・医療制度整備・治安の良さ)
- 石川県加賀市に学ぶ、スマートシティへの取り組み(将来へのDX化)
- 地方活性化を図る為の共通点は「3つの矢」が必要
経済支援・人的支援・情報支援×SDGsへの取り組み×インフラ整備
→独自性の強い骨格が求められる
3.住む町から都市への拠点へ
- インフラ整備を充実しても、若手世代が長く住みたいと思う街づくりが必要域社会でのごみ排出ゼロに直結する
- 市としての働き場所の斡旋、住宅購入補助金、医療助成、福祉・子育支援の充実を図り、安心安全な町を作る事と魅力的な場所になる事で人口増加に
- 自治体と連携を図って時代に合った多様的な働き方を推奨する事で、人材確保及び企業イメージが上がって会社価値が向上
→交通インフラの動脈に加え、未来を予測した静脈インフラが鍵となる