DEレポートNo.45
夏期講習300,000円の衝撃
~教育はお金で買えるものか親はどこまで教育に費やすか~
対象のSDGs目標
【著者コメント】
長男が受験の年を迎え、これまでの成果は本当に出るのか、出すことができるのか。
親の葛藤とはどんなものか。
子どもにとっての教育とはどうすべきかを私なりに興味関心を持って書いてみた。
子どもは子どもなりに頑張っている。
色々な書籍、配信動画を見ることでこの葛藤を鎮めようとも思うが不安は日に日に募るばかり。
夏期講習にかかったトータル金額30万はさすがに高い…。
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1.少子化による塾代の高騰
- 日本全体における私立中学に通う生徒は7%台にすぎないが、塾代は少子化の影響で年々高くなっている
- 親の経験、体験からくることが多く、主に4つの理由があると考えられる
①自分の子どもには良い教育を受けさせたい(35%)
②自分も中学受験をしたから(10%)
③高校・大学受験で苦労をさせたくない
④周りの子が受けているからそれに影響された - 親は良かれと思ってやっているが、心理的に未発達の子どもと間に軋轢が生じ、葛藤による衝突が生まれるケースがある。現に中学受験を経験した家庭の約7割は途中でやめようと持ったことがあったと回答。親子関係が悪化したと回答したのも約6割にのぼる
→ 中学受験は親のエゴ?子どもの気持ちは?
2.子どもは受験に対してどう思っている?
- 親の経験や体験に基づく教育方法は必ずしも間違いではないが、子どもからすると強要されている心理が働く
- 子どものコミュニティは小学校、家庭、塾の3要素で主に構成されており、心の安心を与え勉強に集中できる環境を作る
- 塾のテストや模擬テストに親が一喜一憂する心理は子どもにも伝わる
- 親は良い教育を受けてもらいたいと小中学受験を決めていることが多いが、子どもの心理は追いついていない
- その一方、中学受験を行って良かったと思える声も出ている
→子どもと一緒に受験を乗り越えるにはどうしたらよいか…
3.親子が真剣に受験に対して意見交わす時間を作ること、気持ちの共有がミソ
- 子どもの気持ちが親の思いについていけていない
- このギャップを埋めるのは双方の会話、対話を増やして思いを共有することが大事
- 社会に出て一定のコミュニケーション能力、基礎学力は必要になるので最低限、小学校6年生までの学力は身に付けたほうがよい
- この受験を通じ精神面(心)の成長を身に付けると尚のこと成長につながるのではないか
- 親子の会話を増やす機会を設けてあげる
→子どもの自立心は育つとは思われるが、どこまで投資が必要か
【参考サイト】
・ 増進会ホールディングス(PR TIMES)【Z会の通信教育】「中学生向けコース」定期テストで高得点を取る受講者に共通する学習法を公開
・学研ホールディングス(PR TIMES)┃【Xフォロワー数4.5万人!】SNSで大人気の現役塾講師・東京高校受験主義が、中学受験のお悩みにすべて答えます! 『「中学受験」をするか迷ったら最初に知ってほしいこと』など
【図解付きDEレポートNo.45(PDF版)】もダウンロードできます
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DEレポートとは?
「DEレポート」とは、環境やSDGsに係る社会問題を取り上げ、原因・背景から解決に向けた施策事例や将来の展望までを調査しコンパクトにまとめた報告書(レポート)です。
脱炭素経営ドットコムを運営する株式会社電巧社では、社名のアルファベット表記(DENKOSHA)の頭文字から名付けられた本レポートの作成に、全従業員で取り組んでいます。
配信場所: 脱炭素経営ドットコム 及び 株式会社電巧社HP(https://de-denkosha.co.jp/)
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