DEレポートNo.57
ニンニク入れますか?~ 健康的にラーメンを食べるために ~
対象のSDGs目標

【著者コメント】
学生の時から現在まで愛してやまない二郎系ラーメン。
テレビやSNSなどで一度は見たことがあって気になってはいるけど、量が多かったり、注文時に独特のルールがあったりなど、ちょっと入りづらいなと感じている方が多いかと思います。
今回は、そんな方々に二郎系ラーメンの魅力を発信し、食べてみようと思っていただきたくこの記事を書きました。
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1.『二郎系ラーメン』ってなに?
- 特徴 山盛りの茹でた野菜(主にもやしとキャベツ)と分厚く切られたチャーシュー、みじん切りされた大量のニンニク、野菜の上には背あぶらが乗っている。
麺はオーションという強力粉を使用した低下水率の二郎系独特のゴワゴワ麺である。スープは豚骨と醤油を合わせた濃厚スープ
- 自分好みにカスタマイズ ヤサイ・ニンニク・アブラ(背あぶら)・カラメ(スープに入っている醤油だれ)を好きな量増すことができる。
その際に『ニンニク入れますか?』と店員から聞かれるので、『マシ・マシマシ』と足したいトッピングを伝えると言った二郎系独特のコールがある。
⇒ 『ニンニク入れますか?』 『ニンニクマシ、ヤサイマシマシ、アブラ、カラメ』 - 全国店舗数 約1,270店舗(2024年)2019年の約860店舗 ⇒5年で約400店舗も増加
- 多様性 店舗によってもスープが微妙に違ったり、その店独自のラーメンやトッピングがあったりと様々な二郎系ラーメンが出てきている。
最近はコンビニ各社でも二郎系ラーメンを販売したり、二郎系ラーメン専門の自販機が設置されている
→ 美味しそう、でも身体も心配
2.二郎系ラーメンの解体新書
- 二郎系ラーメンのカロリー
一般男性(30~40代)の1日平均カロリー摂取量→約1,500~1,600kcal
二郎系ラーメンのカロリー→約1,600kcal(普通盛)
1食で1日の摂取カロリーに達してしまう。
ちなみに麺の量は並盛で約300g 糖質は約135gもある
- 太る原因はスープの塩分と食べるスピード
①スープには大量の塩分が含まれており、美味しくてついつい飲み干した場合、かなりの塩分を摂取することになる。
さらに二郎系ラーメンを食べる際、背あぶらや濃いタレを追加する人が多いため、さらに塩分やカロリーが上がってしまう。
②二郎系ラーメンの店舗ではスムーズに提供するために、一定数の客に同時にラーメンを提供し、同タイミングで客を入れ替える『ロット』といった方法で提供されることが多い。
それにより、周りの雰囲気やタイミングに合わせようと早食いになるため、満腹中 枢が満腹と感じる前にたくさん食べてしまい、太りやすくなってしまう。
→こんなジャンクフードは今後食べられなくなるのか…
3.ラーメンの食べ方を工夫しよう
- 先に野菜を食べる事により血糖値を上げ満腹感を早く感じさせたり、糖質の吸収を遅らせ肥満や糖尿病のリスクを減らす事ができる
- 硬めの麺で注文する。柔らかい麺に比べて消化・吸収が遅くなる
- お昼に食べる事により、カロリーを消費できる時間を増やし、脂肪として身体に蓄積するのを抑えられる
- スープを飲み干さない
- 身体にも優しい米粉が主体のグルテンフリーラーメンや、麺の代わりに豆腐を代用したサラダに変更することで糖質を下げられる
→健康に、美味しく、食べる
【参考サイト】
・ 食の便り│【種類別に比較】ラーメンのカロリーは500kcalもあるってほんと?ヘルシーに食べる方法や糖質リセット法を併せてご紹介! など
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