「電気代が高すぎる」「夏場の空調が効かない」――そう感じたとき、設定温度を下げて解決しようとしていませんか?
実はその前に見直すべきなのが、「空気の流れ」や「日常のちょっとした使い方」です。
工場やオフィスの電気代の中でも、エアコンの消費は大きな割合を占めています。
ですが、設備を入れ替えたり、大がかりなリニューアルをしなくても、社員一人ひとりの工夫で快適さを保ちつつ電気代を下げることは可能です。
この記事では、誰でもすぐに実践できるエアコンの節電アクションを4つご紹介します。
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アクション1:フィルターは月1回、掃除しよう

エアコンのフィルターにホコリが溜まっていると、空気の流れが悪くなって、冷暖房の効きが落ちてしまい、必要以上に電力を使って運転し続けることになります。
月に1回、フィルターのホコリを掃除するだけで、電力ロスを最大30%近く削減できるとも言われています。
「最近エアコンの効きが悪いな」と感じたら、まずはフィルターをチェックしてみましょう。
アクション2: エアコンの周りには物を置かない

意外と見落とされがちなのが、エアコンの送風口や吸気口の前に物を置いてしまうこと。
キャビネットや段ボールなどが風の通り道をふさいでしまうと、冷気や暖気が部屋全体に行き渡らず、効率が大きく落ちてしまいます。
空気がスムーズに循環すれば、設定温度を必要以上に調整する必要がないので、定期的にエアコンの周辺を確認し、風の通り道を確保しましょう。
アクション3:不在エリアはこまめにOFF/節電モードに

「ちょっとの間だから…」と、誰もいない部屋のエアコンをつけっぱなしにしていませんか?
会議室や休憩室など、利用者がいない時間帯は、節電モードや送風モードに切り替えるか、思い切ってOFFにするのがおすすめです。
近年の空調設備は起動後の立ち上がりも速く、再起動による消費電力の差はほとんどありません。
“なんとなくつけっぱなし”をやめるだけで、電気代は大きく変わります。
アクション4:空気を回して、冷暖房効率をアップ!

空調の効きが悪い原因は、温度設定ではなく、空気がうまく回っていないことかもしれません。
冷気は下にたまり、暖気は上にたまる性質があるため、足元が寒くて頭が暑いというムラが生まれがちです。
これを解消するには、空気をかき混ぜるためのサーキュレーターやシーリングファンが効果的です。
デスク下に小型のサーキュレーターを置いたり、天井が高い工場にシーリングファンを設置するなど、上下の温度差をなくす工夫をするだけでも、体感温度が改善して快適に過ごせるようになります。
省エネ製品でもっと簡単に節電!
日常の行動に加えて、エアコンの省エネ製品を使えば、もっと簡単に節電することができます。
ここでは弊社が取り扱っている省エネ製品をご紹介します。
静電気を抑制する省エネフィルター「Continewm(コンティニューム)」
コンティニュームは、エアコン内に発生している静電気を除去して、性能低下をなくす革新的な製品です。

本品(フィルターシート)1枚をエアコン内に装着するだけで省エネ効果を発揮します。
もちろん電源も不要で、メンテナンスの必要がなく、非常に低コストで節電できます。
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空調を自動制御する省エネ装置「Eco Data BeOne(エコデータビーワン)」
Eco Data BeOne(エコデータビーワン)は、取り付けることで圧縮機(コンプレッサ)を自動制御し、電力を削減する製品です。

設定された制御時間・制御回数で圧縮機(コンプレッサ)を停止して送風に切り替えるので、節電しつつも快適に過ごすことができます。
また、空調機ごとの省エネデータを計測・記録しているため、電気の見える化を行うことも可能です。
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HVLS大型シーリングファン「The First Fan(ザ・ファーストファン)」
The First Fan(ザ・ファーストファン)は、巨大な羽根を低速で回転させることで空気を循環させる、天井取り付け型のシーリングファンです。

強力な風量を誇りながらも、消費電力は工場用扇風機3台分と非常に省エネです。
特に工場などの広い空間に向いており、熱中症対策としても効果を発揮します。
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まとめ
エアコンを効率よく使うためには、「設定温度を調整する」よりも、空気の流れを意識することがポイントです。
フィルター掃除やエアコン周辺の整理、サーキュレーターの活用など、ちょっとした工夫で体感温度は大きく変わります。
さらに、省エネ製品を活用すれば、無理なく快適さと電気代の削減を両立できます。
まずはできることから一歩ずつ、空調の「ムダ」を見直してみませんか?
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脱炭素経営は、単なるコスト削減ではなく、企業の競争力強化と持続可能な成長につながる重要な経営戦略です。
長期的な視点を持ち、計画的に取り組むことが成功の鍵となります。
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