2025年6月2日

猛暑で室外機が自動停止するのを防ぐには?貼るだけ簡単な遮熱対策を紹介

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猛暑で室外機が自動停止するのを防ぐには?貼るだけ簡単な遮熱対策を紹介

ここ数年、地球温暖化の影響で、夏の気温は年々上昇しています。

気象庁のデータでも、2024年6月~8月の気温は全国的にかなり高く、1946年の統計開始以来、夏としては1位の高温を記録しました。

参考:気象庁 | 2024年夏(6月〜8月)の天候

こうした気温の上昇は、私たちの生活や業務だけでなく、空調や冷却設備にも大きな負担を与えています。

特に注意が必要なのが、室外機やチラーの「高温による自動停止」です。

これにより空調が突然止まったり、作業環境が悪化するだけでなく、設備トラブルや生産ラインの停止にもつながる恐れがあります。


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なぜ室外機やチラーは猛暑で止まるのか?

エアコンの室外機やチラーは、いずれも熱を外部に逃がす(放熱する)機器です。

しかし、外気温が高すぎると、放熱がうまくいかず、本体温度が異常上昇します。

この状態を放置すると機器の故障につながるため、多くの機器は安全装置が働いて自動停止する仕組みになっています。

特に以下のような環境では、高温での停止のリスクが高まります。

  • 壁際など風通しが悪い場所に設置されている
  • 西日が直接当たる時間が長い
  • 複数台の機器が密集して熱がこもる
  • チラーが屋外や屋上に設置されており直射日光を受ける

高温での停止による影響は?

空調や冷却設備が止まると、その影響は想像以上に広範囲に及びます。

ただ「暑い」というだけでなく、業務効率の低下、機器の故障、経済的損失にまで発展する恐れがあるため注意が必要です。

オフィス・店舗

冷房が効かなくなれば、従業員の集中力や作業効率が著しく低下します。

さらに、店舗ではお客様が不快に感じて滞在時間が短くなったり、売上に影響が出るケースも。

湿気や高温で商品に影響が出るような業種では、品質管理上のトラブルにもつながります。

工場・製造現場

工場内の機械は常に発熱しており、冷却が止まるとライン停止や品質不良を招くおそれがあります。

とくに温度管理が厳しい製造工程(電子部品、食品、薬品など)では、一時停止どころか廃棄コストが発生する事態も。

加えて、機械そのものの過熱・故障リスクも高まり、修理や入れ替えにかかるコストが膨らむ可能性があります。

医療機関

医療機器用のチラーが高温で停止すると、MRIやCTなどの精密検査機器の冷却ができなくなり、一時的に使用不能となるケースもあります。

検査の中断やスケジュールの変更により、患者対応が遅れる・信頼を損なうといったリスクが生じます。

サーバールーム・データセンター

IT機器は高温に弱く、サーバールームの空調が止まるとCPUの過熱やデータ損失のリスクが高まります。

温度上昇により、最悪の場合はシステムダウンや業務の全面停止に至ることも。

特に24時間365日稼働が前提の業種にとっては、事業継続性(BCP)にも大きな影響を与える重大な問題です。

このように、高温による停止は単なる暑さの問題ではなく、業務の質・信頼・収益に直結する重大なリスクです。

だからこそ、「止まらないための対策」を今のうちに講じておくことが求められます。

風通しや日除けだけでは対策は不十分?

一般的な対策として、次のような方法が挙げられます:

  • 室外機やチラー周辺の風通しを良くする
  • サンシェードやパネルで直射日光を遮る
  • 機器周辺を定期的に清掃し、排熱効率を保つ

しかし、実際には設置場所が限られていたり、工事が難しかったりして、十分な対策が取れない現場も少なくありません。

貼るだけで温度上昇を防ぐ遮熱シート「SPACECOOL」

厳しい夏の暑さから、室外機やチラーを守るために注目されているのが、遮熱シート「SPACECOOL(スペースクール)」です。

放射冷却素材「SPACECOOL」

これは、太陽光や赤外線を効率よく反射・放熱する特殊な素材でできており、機器の表面温度の上昇を防ぐことができます。

最大の特長は、工事不要・電源不要で、誰でも簡単に設置できる点にあります。

SPACECOOLの主な特長

炎天下でも熱をブロックして温度低下

直射日光が当たる室外機やチラーは、表面温度が60℃以上になることも珍しくありません。

SPACECOOLを貼ることで、太陽光と大気からの熱をブロックして熱吸収を抑えることができます。

これにより、高温による自動停止リスクを大幅に低減することが可能です。

こ実際に真夏の炎天下で実験した際も、約2~6℃の温度低下を立証しています。

工事不要!貼るだけでOK

特殊な両面テープが付属しており、誰でも簡単に取り付け可能です。

工具や電気工事などの専門作業は一切不要。エアコンの室外機やチラー、配電盤、分電盤などに対応しています。

電力を使わないので、省エネ&カーボンフリー

電気を使わず、遮熱・放熱のみで温度を下げるため、電力消費ゼロ。

その結果、企業の省エネ対策や脱炭素経営の一環としても有効で、RE100やカーボンニュートラルを掲げる企業にも適した製品です。

幅広い用途に対応

SPACECOOLは以下のような場所・機器でも活用されています:

  • 屋外に設置されたエアコンの室外機
  • 屋上や壁面にあるチラー・冷却装置
  • 日差しの当たる分電盤・配電盤・コンテナ
  • イベント用仮設空調や発電機カバーなど

まとめ

エアコンの室外機やチラーが猛暑で停止するリスクは、単なる不快感や一時的なトラブルにとどまりません。

生産性の低下、設備の損傷、サービス停止による損失など、業種や環境によっては事業の根幹を揺るがす問題へと発展します。

従来の「風通しを良くする」「サンシェードを使う」といった対策だけでは不十分なケースも多く、早めかつ確実な予防策が求められます。

貼るだけで温度上昇を防げる遮熱シート「SPACECOOL」なら、工事不要・電源不要で、表面温度の上昇を最大20℃も抑えることが可能です。

ぜひ暑さが本格化する前に、“止まらない夏”の準備を始めてみませんか?

詳細は下記の製品紹介ページからご確認ください。

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