2024年8月22日

星空が見えないのは光害が原因。今後も綺麗な星空を見るためには?

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DEレポートNo.37 「綺麗な星空を見よう!~光害から星空を守る~」

DEレポートNo.37
綺麗な星空を見よう!~光害から星空を守る~

【著者コメント】

私は毎年、高校の同級生の数家族で1泊2日の旅行をします。その旅行先で見る星空が非常に美しく、都会のそれとは全く別物で心が癒されます。

毎回感動を覚えるので、この星空を永遠に見たいという思いで、今回のテーマといたしました。

都会でも綺麗な星空を見られるような取り組みを出来れば良いなと思います。

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1.綺麗な星空が見えない原因として、光害が関係している

  • 照明の設置方法や配光が不適切で、景観や周辺環境への配慮が不十分なために様々な影響がある
  • 必要以上に明るくしていたり、光源からの直接光やガラス・鏡からの眩しさを感じたりする場所があったり、過度に明るく照らしていることなどで、光害(ひかりがい)が起きている
  • 居住者・野生動物・植物・交通・研究活動・教育活動への影響。エネルギーの無駄

解決に向けての取り組みは?

2.星空保護区の認定

  • 光害のない、暗い自然の夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える制度
  • 国際ダークスカイ協会(IDA)
    国際ダークスカイ協会東京支部(IDA東京)
  • 都市部には星空保護区認定に必要な要件がほぼ満たされておらず、星空保護区に認定された実績がない

未来に向けてできることは?

3.未来へ綺麗な星空が引き継がれるためには

厳格な光害対策への取り組み

  • 光害抑制に関する条例の制定
  • 夜間景観に関する整備計画
  • 省エネルギーに配慮するため、LED等の効率の良いエコロジカルな光源を使用するなど、周辺環境に配慮し、漏れ光等により生じる光害を防止し、良好な照明環境づくりを省エネルギーに取り組む

4.参考 LEDの指向性

  • 一般照明用電球や電球形蛍光ランプのような従来の照明は光源から全方向に光が放出されている。
    一方で LED はある特定の方向に光が放出されている。このようにある特定の方向に光の強度が強いことを指向性が高いという。
    指向性が高いと配光制御が容易となり、遮光によって漏れ光を抑制するよりも、効率よく照明領域を照射することが可能となる。
    ただし、指向性の高い光はグレアを発生させやすいため、注意が必要である

【参考サイト】

環境省│「星空を見よう」 光害について
国際ダークスカイ協会│星空保護区 International Dark Sky Places
環境省光害ガイドライン、パンフレット等

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配信場所: 脱炭素経営ドットコム 及び 株式会社電巧社HP(https://de-denkosha.co.jp/
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