2024年12月12日

排出量取引とは

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2027年度から本格導入される「排出量取引」とは? 仕組みやメリットなどを解説

排出量取引は、カーボンプライシングの一種で、温室効果ガスの排出削減を経済的に効率的に進めるための市場メカニズムを利用した制度です。

企業や国に温室効果ガスの排出上限(キャップ)を設定し、その範囲内で排出枠を売買(トレード)できます。

排出枠を超過した場合は他社から購入し、逆に削減に成功して余剰が出た場合は売却できるため、全体としての排出量を効率的に削減することが可能となります。

EUの排出量取引制度(EU-ETS)など、世界中で導入されており、効果的な温室効果ガス削減の手段として注目されています。

日本では2027年度から本格的に運用される予定で、年間CO2排出量が10万トン以上の企業が対象となります。

詳しもっと詳しく知りたい方は、下記記事もご覧ください。

【参考】環境省┃国内排出量取引制度について

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