2025年4月10日

身近なマイノリティ「左利き」をレポート。右利きの社会で生きる不便さとは?

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DEレポートNo.54「知ってほしい、左利き!!」

DEレポートNo.54
知ってほしい、左利き!!

対象のSDGs目標

SDGs10:人や国の不平等をなくそう

【著者コメント】

私は書くのもお箸も左手を使う、「左利き」です。

左利きは「珍しがられる・話題の一つになる」等のメリットが少しありますが、圧倒的に右利き仕様の世の中に「不便だな~」と感じ生きていくことが多いです!!

時代と共に左利きの人を目にする機会が多くなってきているかと思いますが、皆さんに少しでも不便な点を知ってほしいと思い、このテーマを選びました。

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1.身近なマイノリティ『左利き』

  • 世界人口のうち、左利きの割合は約10%といわれている。国によって割合に差はあるが、約10%というのは考古学上50万年も前から変わらないとされており、左利きは断然マイノリティである
  • 左利きが産まれる原因としては、諸説あるが具体的な原因は不明(遺伝?胎内でのホルモン?胎内での姿勢?)
  • 左利きがマイノリティであることにより、世の中は右利きが当たり前となっていて、世の中の製品は右利き用に設計されているものが多い。これは左利きにとって不便なだけでなく、ストレスや操作ミスによる事故を起こしやすいなどの理由から、左利きは右利きに比べて平均寿命が9年短いという説もあるよう(科学的な精密調査による検証はない)

左利きにしか分からないプチストレス世界を知ってください

2.左利きのあるある不便

  • 左利きには身近なプチストレスが世の中にたくさんある
  • 最近は個性重視になり、左利きは「躾がされていない家」というイメージも少なくなったことや、無理に矯正すると発達に影響がでる可能性があるという点から、右利きに矯正されない人が増えている
  • 一方で、スポーツでは左利きが有利という点から、「レフティ」のスポーツ選手に憧れ、自ら「左利きになりたい」と願う人もいる

更なる左利きの受入市場拡大へ

3.左利き用道具の増加

  • 左利き用の道具は、ふだん目にする機会が少ないので「珍しい」「アイデアグッズ」という面にスポットが当たりがちである。ただ一定の市場はあることから、右利きとお同じくらい身近で、いろいろなデザインから選べて、安価で使いやすさもある世の中になると嬉しい。
  • またひと工夫した設計により、左利き・右利き関係なく使えるユニバーサルデザインの物も増えてきている
  • 少数派であるから、不便なことが当たり前と思っていたが少しずつ変わっていくと嬉しい

右利き、左利きの相互理解の社会を

【参考サイト】

ゼブラ株式会社(PR TIMES)│意外に身近なマイノリティ 「左利き」は損か得か?左利き100人に聞いてみた! など

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