2025年8月25日

包丁の使い捨て化を防ごう!「包丁を研ぐ」サスティナブルな選択肢

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DEレポートNo.59「世界に誇る日本文化 ~「包丁を研ぐ」~」

DEレポートNo.59
世界に誇る日本文化「包丁を研ぐ」

対象のSDGs目標

SDGs3:すべての人に健康と福祉を
SDGs12 つくる責任 つかう責任

【著者コメント】

前職で刃物の仕事に20年ほど携わり、また魚を釣って食べることを趣味にしていたこともあり、多くの刃物を砥石で研いで使うということを経験してきました。

刃物研ぎは、鋭い切れ味を得られるという効果のみならず、ストレスをそぎ落とし、心まで研ぎ澄まされる感覚を覚える作業です。

包丁研ぎの楽しさを、少しでも多くの人に知ってもらいたくてこのテーマを選びました。

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1.切れなくなった包丁の扱い

  • 包丁を研いで使う人が減っている。研がないということは最終的に切れなくなった包丁を捨てて買い替えていると推測される
  • 包丁についてのアンケートでは砥石を使って自分で包丁を研ぐ人は若世代ほど少ないということがわかった
  • 一方、今後砥石を使って自分で包丁を研げるようになりたいという意向は若いほど高いという結果

「砥石で研いでいない」が大半、その人たちはどうしているのか

2.シャープナーの限界

  • 包丁を、砥石を使って自分で研ぐ人が16.1%だったのに対し、シャープナーを使って研いでいる人の割合は59.1%
  • シャープナーでは切れ味を一時的に回復することはできるが、繰り返すと切れ味が回復しなくなる
  • 結局、切れ味を求めて包丁自体を買い替えていることが推測される 

包丁は砥石で研いで本来の切れ味を回復する必要がある

3.料理教室での包丁研ぎ講座

  • 前述の通り、若い世代で多くの人が包丁を研げるようになりたいと考えている
  • さらに、挑戦したい習い事ランキング、女性でNo.1、男性でNo.2が「料理」
  • 料理教室のカリキュラムの一環として、「包丁研ぎ」を組み込むことを提案したい

包丁の研ぎを世界に誇る日本の文化として継承すべきである

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