2024年7月16日

熱源機の省エネ制御システム「TEMS」

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脱炭素経営をサポートする商品 第5弾
熱源機の省エネ制御システム「TEMS」 

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オフィスビルで使用される電力で多いのは何だと思いますか? 

それは空調、そして熱源機です。
この2つでビルの消費電力の半分を占めていると言われています。 

空調の省エネ製品は多いですが、熱源機の省エネができる製品はないのでしょうか? 

そこで電気のプロフェッショナルの電巧社がおすすめする製品は、熱源機の省エネ制御装置「TEMS」です。 

熱源機の冷温水を自動制御して燃費を向上

「TEMS」は、熱源機の冷水(温水)設定温度を自動制御して省エネを行う装置です。 

オフィスビルでの電力の半分は空調と熱源に使われており、そのうちの6割を熱源機本体(チラー、冷温水機)が占めています。 

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冷水(温水)設定温度を1度変更するだけで約4%の省エネ効果を得られるため、今までは熱源本体の冷水(温水)設定温度を手動で季節ごとに変更していました。 

しかし、この手法は手軽に取り組めるものの、属人的で継続することが難しく、その時々の気温の細かい変化に応じた設定変更ができないのが難点でした。 

本製品は冷温水設定温度を熱負荷に応じて自動制御し、熱源本体の燃費を向上させます。 

チラー、吸収式、ターボ冷凍機などの各社熱源機に対応しており、冷温水ポンプの変流量制御機能も内蔵可能です。 

制御手法 

自動制御は建物の快適性を損なわない範囲で行われます。 

空調の熱源機に使われる冷水温度は、入口温度、出口温度、そしてその間の中間温度があります。

チラーの設定では「出口温度」を設定できますが、省エネで大事なのは中間温度です。 

中間温度が上がりすぎる、または下がりすぎると、空調が冷えない、温まらないといった影響が現れ、
余計な電力が消費してしまいます。 

本製品は、この中間温度を一定にして電力の消費を緩やかにするために、出口温度を自動で調整します。 

こうすることで室内の快適性を維持したまま、省エネを行うことができます 。

コントローラと温度センサーを追加するだけで簡単導入 

本製品は、小型コントローラと熱源機用の温度センサーを追加するだけで導入できます。 

設定に関しては、熱源機に標準搭載された温度設定(外部入力)を変更するため、本製品側での設定は不要で、大規模な工事をすることはありません。 

そのため、熱源機側のメンテナンス保証の対象外になることはありません。 

また既存のチラーやHVACシステムと互換性があり、比較的容易に統合することが可能です

空調負荷が大きい施設に最適

テナントビルやホテル、病院などの、比較的大きな施設で使用されている空調熱源機や、向上の冷却プロセスなどに使われる熱源機が対象で、空調負荷が大きく、かつ一定のパターンを持つ施設が導入に適しています。 

ぜひ「TEMS」を導入して、熱源機の効率を向上させ、省エネを加速させましょう。 

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