2023年9月15日

古の知恵でエアコンを賢く使おう
~列島沸騰~

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DEレポートNo.20

私は入社以来23年間、空調事業の営業職に従事しており、仕事柄外勤も多く、熱中症には神経を使っておりましたが、とある熱中症の記事を見て、自分が取り扱っているエアコンが意外と正しく使われていない事にショックを覚えました。
今回せっかくの機会を頂いたので、エアコンを正しく賢く、皆様に使って頂けるようレポートにまとめさせて頂きました。

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1.国連事務総長
 「温暖化は終わった。地球沸騰化の時代が到来した!」
  

  • 世界各地で熱波・異常乾燥の影響とみられる山火事が頻発している。米バイデン政権は7月、史上初の暑さに関する警報の発令を指示した
  • 日本も例外ではなく、東京都心は8日連続で最高気温35度以上の猛暑日となり、過去最多を大幅に更新した
  • 熱中症の死者数は、1994年以降に年平均が急増。2010年、2013年、2018年、2019年、2020年と熱中症の死者数が1,000人を超える

連続猛暑日更新・3年平均熱中症急増・それでもエアコンを使用しない理由は?

2.エアコンを使わない理由

  • 熱中症死亡者の65歳以上の割合は全体の約75%にものぼる
  • メーカーによる「エアコン未使用の理由」調査では、「電気代がかかるから」という回答が夏場は50%を超えていた
  • エアコンを我慢・使わない派は4割

エアコンは、賢く使おう。賢く使うには・・・まさか!!

3.個人でできる沸騰化対策とは…エアコンの室外機に水をかける?

  • 家庭用エアコン室外機に直接水をかけるのは電気部品や水質の問題より推奨はしないが、「すだれ」を設置して室外機を日陰にしたり、周囲に打ち水をするのは冷房性能の低下や過度な電気代の回避につながるとしている
  • 国土交通省は2003年より「打ち水大作戦」を展開。今年も7/23大暑~8/23処暑を打ち水月間としていた
  • 個人で出来るSDGsとして、節水(貯水雨水・お風呂の残り水)の二次利用を考え実施する事が、気候変動への具体的な対策にもつながると考える。エアコン周囲への打ち水が個人でできるSDGsとして、世間に広まっていくことを望む

文殊の知恵は何百年前も今も生きている

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