2024年2月19日

熟年離婚を回避するにはパンツを洗うべし!
~夫婦の家事分担のアンバランスを解消するには~

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妻がケンカのあとメモを取っている気がする。私の友人から受けた相談です。

相手の言動を日付も含めて記録に残しておくと離婚の際に有利になると聞いたことがあり、真っ先に浮かんだのは離婚危機!?

そのため最近よく耳にする熟年離婚とその原因について調べてみたら他人事じゃなく、今すぐ考え方と行動を改めなければならないと思いました。

このレポートを読めば、熟年離婚を回避できるかもしれませんよ!(保証は致しません…。)

【図解付きDEレポートNo.26(PDF版)】はこちら

1.女性の社会進出加速に伴い熟年離婚が増えている

  • 一般的に婚姻期間が20年以上の夫婦が離婚することを「熟年離婚」と言うが、婚姻期間20年未満の夫婦の離婚の割合は減少傾向にあるのに対し、婚姻期間20年以上の「熟年離婚」の割合は昭和25年以降上昇傾向にあり、統計のある令和2年までに「熟年離婚」の割合は過去最高を更新し続けている
  • 女性の社会的地位向上により経済的に自立する女性が増えたこと、また離婚時年金分割制度のスタートにより離婚へのハードルが低くなった
  • 共働き世帯が増える一方で女性の家事関連の負担割合は依然として高く、アンバランスが生じている
  • 子供にとって介護や経済的負担が増加し、晩婚化や少子化に繋がる。さらには結婚へのイメージの悪化から結婚しないという選択が増える。熟年離婚した本人は生活習慣病やボケの始まりが加速する

子供の成人後や自身の定年退職後に三行半を突き付けられる恐れが!?

2.育児・介護休業法の改正、地域レベルでも男性の家事・育児等への参画を促進

  • 国は労働者が仕事と家庭を両立することを支援するため、育児・介護休業法を改正。休業取得要件が緩和された
  • 政府は男性の家事・育児等への参画を促進すべく、6歳未満の子供を持つ夫の育児・家事関連時間を平成32年までに1日あたり2時間30分とする目標を掲げている。また内閣府男女共同参画局では、各自治体で実施している男性の家事・育児等への参画促進の取り組みについて、特に効果的で先進的と思われる41事例を選定し、ホームページ上で紹介している
  • 都は男性の家事・育児参画に向けたマインドチェンジキャンペーンを実施しており、大阪市も男性の意識の変化を促す取り組みを実施
  • 共働き世帯が増えているにもかかわらず、依然として家事をしない男性が多い

誰のお陰で安心して働き、快適に生活できているのかを男性は気付く必要がある!

3.家事労働の大切さを知る!まずは自分のパンツは自分で洗うことから始めよう!

  • 収入を伴わない労働は、自分がやるべき仕事ではないと考えていないか?女性がやって当たり前と考えていないか?
  • 「家族のため」に頑張って働いていると男性は言うが、その仕事に当たり前のように集中できている背景には、女性が同じように「家族のため」に時間と労力を割いて家事という無償の労働をこなしてくれていることがあり、そのもとに初めて成り立っているということに気付かなければならない
  • 夫婦で話し合いながら男性に家事を分担していく。夫婦間のコミュニケーションが活性化し、女性の家事負担割合は軽減し、アンバランスが改善していく。結果、家族が精神的・肉体的に健康で円満な状態で居られる

熟年離婚後、全ての家事を独りでこなす自信はありますか?

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