DEレポートNo.12
詰め替え商品の今後
【著者コメント】
髪の長い私と娘のいる我が家では、シャンプーの詰め替えを頻繁に行っています。
「詰め替えてもごみが出るし、エコじゃないよな、もっといい方法ないのかな」と感じる中、エコに前向きな商品・会社があることを知り、レポートにしました。
是非、企業の取り組み方や良い商品、購入方法を知ってもらい、手に取る人が増加することを願っています。
脱炭素経営ドットコムでは、中小企業様の脱炭素経営への第一歩を支援しています。
これから脱炭素経営を始めたい中小企業向けアクションプラン資料もございますので、ぜひご活用ください。
1.詰め替え商品ってエコなの??
- シャンプーなどの詰め替えを購入している人は約8割。それでもシャンプーボトルの廃棄量は膨大
- 購入場所に一般的なプラスチックを使った詰め替え商品しかない。購入場所の第一位はドラッグストア。気に入っている又は毎回同じ銘柄を買う人は全体の5割。他の商品に目がいかないことも…
- 結局プラスチックを使ったものが多いので、ごみになる。一定数のエコに意識の高い消費者へのアプローチが足りない?
→ エコ度の高い商品が手に入るの、知っていますか??
2.本体である必要、詰め替えである必要性?
- ザボディショップのリフィルステーション『専用ボトルはアルミ製』
- リサイクルアルミニウムを使ったボトルのシャンプー『Kruhi』(株式会社Valley and Wind 芸能人の井浦新さん夫妻考案)
- ユニリーバ・ジャパン 移動販売車での量り売りの実証実験を実施、リフィルステーションを開設
- 量り売りのエコストアなど他にも、エコを意識した店舗が多数存在するが…
- 身近なところに店舗があるか?インターネットでしか買えない商品、自分に合う(気に入る)商品があるか?
→もっと身近に、エコに参画するために!
3.身近に買える場所をもっと増やせないか
- 身近なブランドも、ラグジュアリーブランドも取り組みは多様
- 高価格帯の化粧品パッケージでは、ガラスなど重厚感のある素材や、黒、紺、ゴールドなどの色や光沢で高級感を演出したものが多くみられる、そこをキープしつつ中身のリフィルを販売。パッケージはそのまま使える
- 大型ショッピングセンターなどにいろいろなメーカーのリフィルをそろえた店舗、リフィルステーションを、普及させていくことでエコをもっと身近に!
- 手に入れる場所さえあれば、いくらでもエコ生活が実現する!
→こだわりを捨てずエコに参画しよう!
【参考サイト】
・女性ヘルスケア専門のビジネスメディア「ウーマンズラボ」|「詰め替え型」にした方が良いか迷ったら、参考にしたい調査結果
・株式会社Valley and Wind(PR TIMES)┃規格外果実のアップサイクル、リサイクルアルミ製ボトル、自然由来成分100%、生分解性98.9% 常識を覆す、環境にも人にも優しいヘアケアブランド「Kruhi」井浦新が販売を開始! など
【図解付きDEレポートNo.12(PDF版)】もダウンロードできます
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DEレポートとは?
「DEレポート」とは、環境やSDGsに係る社会問題を取り上げ、原因・背景から解決に向けた施策事例や将来の展望までを調査しコンパクトにまとめた報告書(レポート)です。
脱炭素経営ドットコムを運営する株式会社電巧社では、社名のアルファベット表記(DENKOSHA)の頭文字から名付けられた本レポートの作成に、全従業員で取り組んでいます。
配信場所: 脱炭素経営ドットコム 及び 株式会社電巧社HP(https://de-denkosha.co.jp/)
配信頻度:10日ごとに配信中