2023年6月21日

未来の農業は宇宙コロニーで!そんな未来に向けた月での栽培技術などをレポート

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DEレポートNo.15

DEレポートNo.15
宇宙農業 ~月へ、そして宇宙(そら)へ~

【著者コメント】

私は家庭で食す野菜は全て自給自足です。
そんな中で、最近肌で感じる事が気温の上昇による、農作物の作付け時期や収穫時期の変動です。
昨今、国が脱炭素を言い続けていますが、その削減も鈍化しているように感じます。

その為、私は宇宙に農業コロニーを作成し、農業環境を管理し温度や水分量を一定にする事で、安定した食物供給を提案いたします。

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1.温暖化で、作物の発育・収穫時期に影響

  • 現在作物の発育や収穫時期、収穫量に異変が起きている。その原因は色々あるが、原因の1つとして地球温暖化が影響している
  • 作物生産性は気温、降水量、日射量等の気象要素、大気中の二酸化炭素やオゾン濃度などの大気環境要素、人的等の要因に左右される
  • 温暖化時の作物生産性は、現在の気温に大きく左右される。気温上昇があまりに大きいと、登熟期間の短縮や高温障害、気温が至適温度を超えて離れる効果が現れるため、作物生産性は減少する

地球の温暖化は止まらない!その為宇宙で作付けを行う

2.月で作物を育てる実験を開始

  • 大林組とTOWINGは共同で、月の砂を植物栽培が可能な土壌とするための技術を開発。大林組は、月の砂をマイクロ波やレーザーを用いて建材化する技術開発など実施しており、また、TOWINGは有機質肥料を用いた人工土壌栽培を可能にするノウハウも保有
  • 今回開発した技術は、有機物を肥料として利用。人間から排出される糞尿や食品残渣(ざんさ)などを利用し、高効率に植物生産できる。土壌とする多孔体は月の模擬砂を、マイクロ波で加熱焼成して製造。今回開発した技術では、均質に加熱でき、製造物のほとんどが植物栽培に適したものとなる
  • 今回開発した技術は、土壌由来の微生物を利用するなど土壌で育てる条件に近いため、根菜類や大きな作物などの栽培も可能。今後は、葉の硬さなど人の身体的な感性に訴える多様な食味の再現をめざす

本格的に宇宙コロニーを建造し、農業衛星を作る!

3.宇宙にコロニーを建造し、そこで耕作する

  • 宇宙船では資源が限られ、外からの供給がない
  • 宇宙に浮かぶ人工的な閉鎖環境で、数人が長期間住む事が出来る「国際宇宙ステーション」などがある。もっと大人数の都市化となると現在計画されているものには「月軌道プラットフォームゲートウェイ(アルテミス計画)」があり、アメリカのコルドジャンクションの村の近くで、計画が進行している。しかし、建設資金の不足のため、進展は非常に遅くなっている
  • 某アニメの様に宇宙にコロニーを作成し、開発した土壌を使用し耕作を行い、且つ人工的に環境を管理し定期的且つ安定した食物の供給を目指す

安定した食物の供給を目指す!

【参考サイト】

環境省┃地球温暖化影響調査レポート
JAXA 宇宙教育センター┃月面の植物栽培計画   など

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「DEレポート」とは、環境やSDGsに係る社会問題を取り上げ、原因・背景から解決に向けた施策事例や将来の展望までを調査しコンパクトにまとめた報告書(レポート)です。

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配信場所: 脱炭素経営ドットコム 及び 株式会社電巧社HP(https://de-denkosha.co.jp/
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