DocuCentre-VとApeosPort-Vの違い

DocuCentreとApeosPortの違い、それは「拡張性」「カスタマイズ性」にあります。DocuCentreが持つ複合機としての優れた性能をすべて備えながら、富士富士フイルム独自のフレームワーク「Apeos iiX」に対応するApeosPortは、文書管理サーバーや基幹/業務システムなど、Webサービスのインターフェイスを持つ各種のシステムともスムーズに連携します。

DocuCentre-VとApeosPort-Vの機能比較一覧

ドキュメントフロー/マネジメント/セキュリティーの主な機能

機能名 機能の説明 Dcu
Centre
-V
Apeos
Port
-V
スキャナー(ボックス保存) スキャン文書を複合機の親展ボックス(本体HDD)に保存します。
スキャナー(PC保存) スキャン文書をパソコンやサーバーの任意のフォルダーへ転送します。
(TIFF/JPEG/PDF/XDW/XPS※1形式)
スキャナー(USB保存) スキャン文書をUSBメモリーへ保存。
(TIFF/JPEG/PDF/XDW/XPS形式)
スキャナー(メール送信) スキャン文書をE-mailに添付して、相手先メールアドレスへ送信。
(TIFF/JPEG/PDF/XDW/XPS形式)
スキャナー(URL送信) 認証運用時、スキャンデータを複合機内のHDDに一旦保管し、その格納先URLをメールに添付して、認証ユーザーに対しメール送信を行ないます。
(TIFF/JPEG/PDF/XDW/XPS形式)
ジョブフロー ひとつのルールに複数の配信先/機能を割当てて、スキャン文書やFAX受信文書を自動配信。(PC保存、メール送信、FAX/インターネットFAX転送、プリント) ×
ボックス・ジョブフロー
(親展ボックスに関連づけ)
紙文書やFAX受信文書が親展ボックスに格納されると、あらかじめ設定されているルールで自動配信します。 ○*2
インターネットFAX FAX文書をメールの添付ファイルとして相手機に送信、インターネットを利用することで、通信コストが削減できます。
IPファクス(SIP)機能 IPネットワーク網を介して、従来のFAXに近い送受信を行なうことで、通信コストが削減できます。
外部アクセス 複合機からWebアプリケーションに直接アクセスし、スキャン文書のアップロード、文書のダイレクトプリントができます。 ×
外部認証 外部のディレクトリサービス情報を利用して、認証や機能制限が行なえます。
(Active Directoryなど)
×
S/MIME対応
(デバイス証明書発行)
インターネットFAXやメール送信時にファイルを暗号化し保護します。 ×
UUID印字 コピー、プリント、FAXの出力文書に、文書固有の識別子を印字。「いつ」「誰が※3」「どのような処理をしたか」を確認でき、万一の情報漏えい時のユーザー特定に役立ちます。 ×
イメージログ ApeosWare Image Log Managementにより、いつ、誰が、どの機器からどの様な文書をコピー、プリント、ファクス送受信、スキャンしたのか、処理結果イメージとそのログを保存します。 ×
特定業種別ソリューション 図面差分検出ソリューション/EDI連携FAX送信ボックス(ACMS連携版)/基幹連携FAX送信ボックス(CSV連携版) ×

商品・モデルでオプション取り付けが必要な場合、未対応な場合があります。商品・モデルで対応していない変換フォーマットがあります。

※1 XPS:XML Paper Specification Technology
※2 DocuCentre-IV C2260/C5570シリーズ/C7780シリーズ/3060シリーズは、メール添付送信とSMB/FTP転送に未対応。
※3 本体を認証モードにする必要があります。※ Active Directory ®は、米国マイクロソフト社の米国およびその他の国における登録商標です。※ ACMSは株式会社データ・アプリケーション社のEDI商品です。