2023年11月24日

スマートグラスでの遠隔支援を解説するウェビナー開催のお知らせ

人材不足の課題解決として注目の「スマートグラス」

製造業や建設業をはじめ、さまざまな業界で課題となっている人材不足。来年からは、働き方改革関連法の規制による「2024年問題」などを受けて、より深刻化するものと懸念されています。

そんな中、人手不足の課題解決策として注目されているのが「スマートグラス」です。

スマートグラスとは、頭に装着、または耳に掛けて使用する眼鏡型ウェアラブルデバイスのことです。デバイスを手に持つ必要がないため、両手で作業を行いながら、カメラでの撮影や通話などを行うことができます。

スマートグラスを装着した作業者が、遠隔地にいる熟練者からサポートを受けることで、省人化や作業の効率化を図ることが可能です。他にも移動コストの削減や熟練者の技術継承などにも期待されています。

スマートグラスを使用した遠隔支援の方法や事例を解説

本ウェビナーでは、スマートグラス『RealWear Navigator』を使用した遠隔支援の方法を解説いたします。

RealWearロゴ

『RealWear』は、世界で70,000台以上、日本でもすでに7,000台以上販売されている高機能スマートグラスです。音声だけで操作することができ、現場確認やピッキング、保守点検や医療など様々なシーンで活用されています。

ウェビナー内では、遠隔支援の具体的な解説に加えて、動画による事例紹介や実機を使ったデモンストレーションも実施いたします。

人材不足にお悩みの方、スマートグラスでの遠隔支援をご検討中の方は、ぜひご参加ください。

セミナー概要

第一部:人材不足の現状とスマートグラスの有用性

高機能スマートグラス『RealWear』の機能説明と、具体的な遠隔支援方法をご説明します。

また、当社が販売する超薄型・超軽量太陽光パネル(フレキシブルソーラーG+)を本社ビル壁面に設置した際の使用実例を動画で解説。電気設備の保守点検や患者の診療などでの活用事例も合わせてご紹介します。

第二部:『RealWear Navigator520』 実機によるデモンストレーション

『RealWear Navigator520』を実際に使って、遠隔支援操作のデモンストレーションを行います。

RealWear Navigator520

▲RealWear Navigator520

▼ RealWearの詳細は、こちらのページをご覧ください

このような方におススメです

・製造業や建設業等で人材不足にお悩みの方
・現場のDXをお考えの方
・スマートグラスにご興味&導入をご検討中の方
・デバイスでの遠隔作業支援を検討している方

開催概要

開催日時 : 2023年12月8日(金) 11:00 ~ 11:45
参加費  : 無料
お申込期限: 2023年12月7日(木) 13:00まで

参加方法:
Zoomウェビナーを使用しての配信となります。
視聴についての詳細は、お申込みフォームにご入力いただいた
メールアドレスに開催日 前日までにお送りいたします。

※視聴における推奨環境はパソコン、有線またはWi-Fiのインターネット環境です。
 通信環境の良い場所にてご視聴くださいますよう、お願いいたします

注意事項:
・競合他社様からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください
・セミナーの撮影・録音は固くお断りいたします
・視聴URLの共有や再配布に関しても固くお断りいたします
・プログラムは予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください

お問合せ:
株式会社電巧社 広報担当:間野(まの)
Mail:moji-tech@de-denkosha.co.jp
Tel:03-3453-2216
受付時間:平日 9:00 ~ 17:00

※当サイトはSSL暗号化通信を利用しています
※当サイトではCookie(クッキー)を使用しています。無効化する場合は、ご利用のブラウザ設定より変更をお願いいたします
※セミナー終了後、ご入力いただいたメールアドレス宛に、アンケートをお送りさせていただきます

おすすめ記事

RealWear 遠隔作業支援スマートグラス

RealWear 遠隔作業支援スマートグラス

realwear

現場作業をオフィスの監督者が
リモート支援!

リアルタイムに現場と同じ情報を見ながら、オフィスから作業指示。
「頭に装着できるスマホ」のようなイメージです。

RealWear Navigator™ 500/520

現場担当者が使用する端末は、頭やヘルメットに装着

同じ画面を見ながらオフィスから指示

Web会議OK

Web会議アプリに対応Teams、Zoom、LiveOn、Webex、V-CUBE ほか多数

資料閲覧・撮影OK

動画・写真の撮影/再生、ドキュメントの閲覧が可能

音声操作OK

音声操作でハンズフリーコードレス。両手で作業が可能
製造業
建設業
ビルメンテナンス
データセンター
などのお客様にお喜び頂いています。

リモート対応を促進するRealWear、
まずはお見積・オンラインデモをお申込ください

自社の業務に利用可能かどうか等のご相談も歓迎いたします。無理な売り込みはいたしません

03-3453-2216

平日9:00~17:00

RealWear(リアルウェア) のページを見たとお伝えください。
Zoomを使用したオンライン面談も歓迎

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導入に向けて、必要なことを資料にまとめました。

製品資料、弊社取扱ウェアラブルデバイス比較、スペック、
撮影写真の比較など、詳細な資料をご用意しています。
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RealWear(リアルウェア)は

「頭に装着できるスマホ」のようなイメージです。
現場環境に特化し頑健性に優れています。


アプリを入れて
Web会議可能

動画・写真の撮影/再生
ドキュメント閲覧

機器の操作は
音声認識

片目仕様のディスプレイで、作業の邪魔になりません。
コードレスだから、コードの取り回し不要

見え方は、こちらの動画をご覧ください

RealWear はこのような現場で使われています!

realwear

現場検査(建設業)

お客様との工事現場検査をリモートで実施

realwear

保守(ビルメンテナンス)

現場担当者への作業指示をリモートで実施

realwear

生産ライン(製造業)

デジタル化した作業手順書を
担当者が閲覧しながら作業を実施

realwear

災害支援

災害現場のリアルタイムな状況共有と
作業記録のために写真を撮影

realwar

作業代行(データセンター)

緊急時に常駐スタッフが現場確認を
しながらお客様の指示により作業を代行

realwar

検品検査(自動車会社)

検品検査を関連会社とリモートで実施
不具合の写真記録

RealWearなら、こんな現場の課題を解決できます

❶ 現場の工数・負担削減

こんな課題を解決できますハンズフリーで解決
現場に持ち出す紙資料や
タブレット等の管理が煩わしい
準備不要、置き場所不要
資料を見ていると片手が塞がるハンズフリーで作業OK
報告書用の写真はカメラを
取り出して両手で撮っている
音声操作、一言でOK

❷  熟練技術者・監督者の工数削減

こんな課題を解決できますリモート対応で解決
熟練技術者が足りない移動不要。ひとりで
複数現場の担当OK
熟練技術者・監督者の
出張費がかかる
移動不要でコスト削減

❸  品質向上を促進

こんな課題を解決できますリモート対応で解決
緊急トラブルの場合、
本部から飛んでいく時間がかかる
リアルタイムで遠隔指示
情報共有に手がかかり、
チェック体制が万全でない
現場と本部でダブルチェックOK
現場での技術継承が難しい遠隔での技術継承もかんたんに

どんな環境でもスムーズ作業。
現場にこだわり開発されたRealWear

01. ハンズフリーだから両手で作業が可能

スムーズな音声操作
・100db雑音環境でも利用可能
・日本語対応

ヘルメットに直接装着可能
・コントローラ不要のコードレス端末
(設定時はPCにUSB接続可能)

realwear

02. 長時間作業もスムーズに。
軽量な高スペック端末

小型軽量だから普段のメガネも着用可能
スマホと同じAndroid搭載

・272gの軽量ボディで、駆動時間は約8時間
・Android11.0(リリース12以降のAOSP)
・4GB RAM

※通信にはWi-Fi環境が必要。キャリア、SIMは非対応。オプションのアタッチメント(外付けのSIMスロット)で対応可能。

realwear

03. 粉塵も水も、少し暗くても。
作業環境を選ばない

悪環境に対応、丈夫で⾧持ち
・IP66規格に合格(防塵・防水・耐衝撃)
・ライト付き   
※HMT-1Z1は、防爆対応(一部仕様が異なります)

realwearヘルメット

撮影も閲覧も高スペックでストレスフリー



写真や動画の撮影
48MPカメラ搭載フルHD(60fps)録画LEDフラッシュライト付き
PDF、画像、動画、ドキュメントの参照
PDF、PNG、
JPG、MP4
ROM容量:64GB
Micro SD:最大512GB
7インチディスプレイに匹敵
明るい日差しでも見やすい

ソフトウェア

アプリとの組み合わせで
様々なことが実現できます

Teams、Zoom、LiveOnなど、
主要Web会議システムに標準対応。
業務システムへの連携もおすすめです。
弊社内の開発チームにてご対応可能です。

logo

※各専用ソフトウェアのご契約と連携が必要です。

リアルタイムに現場と同じ情報を見ながら
作業指示を伝えられます

realwear

ご要件に応じてカスタマイズ、開発が可能です

realwear

ワークフロー

ピッキング

ピッキング

音声認識

音声認識・保守点検報告書

map

RFID、GPS連携…など

よくいただくご質問

導入までの流れ

1台から導入可能です。
御社システムへの連携や、独自のシステム開発も歓迎いたします。

お問合せ

お問合せフォームからお問い合わせください。

お見積りのご依頼や御社の業務にてご利用可能かなど、どうぞご相談ください。
お問合せフォームはこちら >
お急ぎの場合お電話でも歓迎いたします。電話:0120-089-962 平日 9:00~17:00
電巧社 商品総合窓口のため、お電話の際は、「リアルウェアのページを見て」とお伝えください。

お打合せ&デモ

オンライン相談、お電話、メールにて、お話をお聞かせください。

首都圏エリアにおける訪問でのご説明や実機での無料デモ歓迎いたします。
オンラインでのお打合せ・無料デモも歓迎いたします。

提案

お見積提出。システム連携をご希望の場合はご提案いたします。

御社の業務にあわせたご提案、お見積りをご回答いたします。
別途ソフトウェアのご契約が必要な場合は、お打ち合わせにてお伝えいたします。

ご発注・納品

ご発注、納品となります。

機器単体はご注文後、最短1週間ほどでお届け可能です。

リモート対応を促進するRealWear、
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03-3453-2216

平日9:00~17:00

RealWear(リアルウェア) のページを見たとお伝えください。
Zoomを使用したオンライン面談も歓迎

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製品資料、弊社取扱ウェアラブルデバイス比較、スペック、
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私たちについて

denkosha

私たちは「RealWear」シルバーリセラー(販売代理店)の電巧社と申します。
電気商社・配電盤製造・工事・システムインテグレーションの電気4領域で
ご愛顧いただき、おかげさまで創業94年。
“電気のコンシェルジュ®”をコーポレートメッセージに掲げ、
お客様の課題解決に真摯に向き合います。

asr

会社概要はこちら >

staff
staff

私たち電巧社は、電気4領域の事業「電気商社」「配電盤製造」「工事」「SI」が連携し、一貫体制でお客様をサポートいたします。

手書き帳票そのままデータ化 onboard

手書き帳票そのままデータ化 onboard

手書き帳票そのままデータ化 onboard

「記入はやっぱり紙がいい」「紙で残したい」「現場のフローは変えたくない」…
onboardなら、今お使いの帳票に今までどおりペンで書くだけで自動データ化。
業務フローは変えずに効率化できます。

導入まるっとお任せください

現場は「今まで通り」なのに、PC入力作業を92%も削減。データ形式のカスタマイズも可能
※自社導入実績

スキャン不要!その場でデータ化、AI OCRとの違いはココ!

記入しながらその場でデータ化、PDF OK、Excel OK、システムOK

比べてください!低コスト

枚数による追加料金なし!比較の際はランニングコストも含めてご検討ください
ITメディアビジネスに紹介されました。

サイボウズデイズ2023にご登壇されました。

30日間無料トライアル実施中!オンラインデモも承ります。
まずはデータ化したい帳票、普段の作業手順など、どうぞお聞かせください

30日間無料トライアル実施中!
オンラインデモも承ります。
まずはデータ化したい帳票、普段の作業手順など、どうぞお聞かせください

1営業日以内にお返事いたします。首都圏は実物を持ってお伺いいたします

導入に向けて、必要なことを資料にまとめました。

詳細な資料をご用意しています。
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さらに、当社ならお使いのシステムと
組み合わせての開発も可能です

紙の手書き帳票をお使いの多くの業種・企業様に導入いただけます

製造業
自治体
医療機関
イベント業
介護
運送業
一般企業
小売業
金融機関
生損保

など

など




受付・窓口業務届出書や問診票など受付書類への記入
契約・申込業務契約書や申込書への記入と自署サイン
アンケート業務 アンケート内容のデータ化や自動集計
点検業務保守点検業務結果のリアルタイム自動転送
全国納入いたします

製品

onboardはAI OCRではありません


専用ペンとボードで記入内容を
その場でデータ化いたします

データの出力形式は、PDF、json(テキストデータ)。各種クラウドサービスへの連携も可能です。

電子データ化・業務改善したいけれど「紙は必要」「現場のフローを変えたくない」
onboardなら、今お使いの帳票に今までどおりペンで書くだけで自動データ化。
業務フローは変えずに効率化できます。

01.いつも通り紙に書く

ボード上に自社でお使いの帳票を置いて専用ペンで書き始めます。
書き味はボールペンそのものです。
紙が100枚重なった状態でも、書かれた文字をデータとして
認識することが可能です。

onboard

02.スマホでリアルタイム確認

iPadやスマートフォンに送られたデータを確認します。
送信後に追記した場合も、ボタンひとつで簡単更新。
さらにサーバー保存ボタンを押すだけで、
サーバーにデータを自動保存。
ここまでの追加作業はボタンを2回押すだけ。
スキャン不要で断然効率的です。

onboard

03.保存データはPC/タブレット/スマホから閲覧できます

サーバに保存された内容をいつでも
PC/タブレット/スマホから閲覧できます。
サーバに送られた手書き文字は
自動でテキスト文字に変換されます。
その後自社でご利用の基幹システム、
RPA、CRM、BI等に取り込み可能です。

ついに、あのkintoneとonboardが連携!


当社なら導入サポートの対応可能​​

最新の業務アプリへ手書きで入力​

手書きのデジタル化ツールで同期​​

PCが苦手な人もデータ入力が簡単 ​

紙帳票を扱う業務の効率化を実現​​

kintoneを導入している、これから検討する、どちらの場合も
「手書き」を活用されたい企業様は、まずご相談ください。

ついに、あのkintoneとonboardが連携!

他代理店に先駆け8月販売開始​

当社なら導入サポートの対応可能​​

最新の業務アプリへ手書きで入力​

手書きのデジタル化ツールで同期​​

PCが苦手な人もデータ入力が簡単 ​

紙帳票を扱う業務の効率化を実現​​


kintoneを導入している、これから検討する、
どちらの場合も「手書き」を活用されたい企業様は、
まずご相談ください。


onboard

「通常の文字や数字であれば思っていた以上に認識してもらえる」

onboardはAIを使わずに高精度な読み取りを実現。だからこその低価格。

帳票の記入枠に応じて記入される文字を指定しておくことで、AIを使わずに高精度な読み取りを実現しています。
通常の文字や数字の他、チェックボックスの入力有無もデータ化することができ、
アンケートや点検作業などにも非常に便利です。
オプションで、スマホで撮影した写真の挿入も可能です。
まずは無料体験版にてどうぞお試しください。

30日間無料トライアル実施中!オンラインデモも承ります。
まずはデータ化したい帳票、普段の作業手順など、どうぞお聞かせください

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COMPARISON

他の電子データ化サービスとの比較!

onboardAI-OCR系タブレット系
用紙
いつもの帳票そのまま
×
転送方法
ボード、スマホの
ボタンを押すだけ

写真やスキャンで
PCに取り込む

タブレット上で転送
ボタンを押す
コスト
AI不要で低コスト
帳票数不問の月額料金

枚数による追加料金は不要です
コストの可視化が容易です
×
ライセンス数や枚数、
項目数等による月額料金
×
利用者分のタブレット端末。
ライセンス数等による月額料金
または一括購入
必要な機材専用ボード&ペン
普段ご利用のスマホ
スキャナー or スマホカメラ
PCソフト
タブレット
専用ペン
PCソフト
現在ご利用中の
帳票
×
書きやすさ

ボールペンだから
小さい文字も書きやすい
ご提供方法
クラウド版
オンプレ版
(お客様サーバーに保存)

クラウド版

オンプレ版

当社ならデータの保存先を2つの形からお選びいただけます

クラウド版(マルチテナント型)

クラウド上の共有サーバーに保存します。

月額3,000円(税込3,300円)/1ユーザー~
※5ライセンスからの販売となります。

クラウド版(シングルテナント型)

クラウド上のお客様専用サーバーに保存します。
御社規定で共用サーバーをお使いになれない場合などにおすすめです。

料金はお見積をご依頼ください。

その他にもこんなに便利なonboard

遠隔地にいるスタッフにもすぐに共有

OAuth認証(様々なクラウドサービスと連携するための認証権限)に対応しているので、 GoogleドライブやBoxなど多様なクラウドサービスとの連携が行えます。※有償カスタマイズオプション

システムを変える必要はなし。自社専用のカスタマイズも可能

出力データはPDF。さらに汎用性が高いjson(テキストデータ)Excel※にも自動で変換されます。
御社でご使用の業務システムに合わせた形ですぐに導入OK。 不要なシステム開発費をおさえることが可能です。
※ Excelはオプションです。

チェックボックスの入力有無もデータ化

アンケートや点検作業などにも非常に便利です。オプションで、スマホで撮影した写真の挿入も可能です。

さらに当社なら、お使いのシステムと組み合わせての開発も可能です

たとえばExcelと接続するカスタマイズなど。
当社なら、システム開発チームが要件定義から導入までお手伝いいたします。詳しくはお問合せください。

onboardが適用できないケース
完全ペーパーレス化したい。記入済みの大量の紙をデータ化したい。 など

CASE INTRODUCTION

活用例!

弊社製造部門でも検証。
24時間かかっていた集計作業が2時間に短縮されました。

弊社製造部門では、現場の担当者が月ごとに大量の帳票をコピーし、
全てのデータを手作業で入力・集計していました。
担当者はこれまで、現場仕事が終わって一息つきたくても、
事務所での入力作業が待っている……という状態で、
身体的にも精神的にも負担が掛かっていました。

できれば現場だけで書類作業を完結できるようにしたいという思いがあり、
なんとかして「所定の帳票に手書きで検品する」というワークフローを保ったまま、
集計業務を効率化できないか―

そう考え、弊社システム部門で手書きをデータ化するツールを複数リサーチ。そのうえで、「手書きの業務を変えずに使える」という点で白羽の矢を立てたのがonboardでした。

実際に品質管理担当者に使ってもらったところ、
「作業は手書きのままでいい」ということもあり、戸惑いなく受け入れてくれる人が多く、
「癖のある字でも思っていた以上に認識してもらえる」など好意的な意見が出ました。
何より、入力作業が92%も削減されるという成果は大きなものでした。

onboard

\onboard紹介動画/

30日間無料トライアル実施中!

INSTALLATION PROCESS

面倒な設定・導入作業はこちらですべて代行いたします

クラウドやシステムのことがわからなくても大丈夫。
まずはデータ化したい帳票、普段の作業手順などどうぞお聞かせください。
弊社の専任担当者が運用開始まで支援いたします。運用開始後も、もちろんいつでもご連絡ください。

お問合せ

お問合せフォームからお問い合わせください。

御社の業務にてご利用可能か、料金についてなど、お気軽にご連絡ください。
お問合せフォームはこちら >

ヒアリング

オンライン相談、お電話、メールにて、お話をお聞かせください。

御社のご要望の確認や製品の説明をさせていただきます。
必要に応じて弊社より訪問、ご来社いただいてのお打ち合わせ、デモも可能です。

ご提案

ヒアリング内容をもとに、ご提案いたします。

御社の業務にあわせたご提案、お見積りをご回答いたします。
現在ご使用の帳票を実際に確認しながらのご提案になることが多いです。

トライアル

30日間 無料トライアル実施中!

ご要望により御社でお使いの帳票を利用し、30日間 onboardを体験することが可能です。

導入

ご契約後、導入となります。

提案内容に異なりますが、帳票データの準備と必要機材の手配、サーバ関連の準備期間は概ね以下のとおりです。 クラウド版:当社にて登録作業などを行います(約1~2週間) オンプレ版:サーバ構築の準備を行います(約1~2ヶ月)

30日間無料トライアル実施中!オンラインデモも承ります。
まずはデータ化したい帳票、普段の作業手順など、どうぞお聞かせください

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私たちについて


onboard 提供元
  • アプリケーションメーカー|株式会社 ALCONTA
  • ハードウェアメーカー|株式会社ワコム
  • 販売一次代理店|株式会社 電巧社
logo
denkosha

私たちは「onboard」販売一次代理店の電巧社と申します。
電気の領域で90年以上、ご愛顧いただいている私たちですが、近年の働き方改革などが求められる時代において、自社工場の業務改善の取り組みが急務となりました。

そこで、導入にいたった製品がこのonboardでした。
取引先様との業務フローの関係で紙をなくすことは非常に困難ななか、onboardは、いままでの紙を使用したまま、これまでの業務フローを変えずに、業務効率化を実現できるものでした。

実際に、自社で検証した上で、本当におすすめできる製品だと考え、当社システムインテグレーション事業と掛け合わせたソリューションをご提供することにいたしました。

長年のIT機器販売実績、ソフトウェア開発実績、そして製造現場をもつ企業として、お客様の課題解決に真摯に向き合います。

会社概要

社名:株式会社電巧社
本社所在地:東京都港区芝2-10-4
創業:1928年(昭和3年)
代表者:中嶋 乃武也
資本金:9,000万円
従業員:233名
拠点:東京、大阪、仙台、福島、新潟、上海

弊社でのデモやお打ち合わせも歓迎いたします。

東京本社アクセス:
―JR浜松町駅から徒歩10分
―都営地下鉄 三田線 芝公園駅 より徒歩5分
―都営地下鉄 浅草線・大江戸線より徒歩9分

よくいただくご質問

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staff

電巧社は、「電気のコンシェルジュ」として、電気の課題を解決いたします
私たちは、東京都港区の本社を含む全国5拠点、創業90年を超える企業です。
電気の領域における、設計、調達、施工、SI、コンサルティング、配電盤製造など
一貫体制でお客様のサポートをしております。

2023年04月19日

『onboard』導入前に気になる18の質問に答えてみました

今までどおり紙帳票に記入するだけで簡単にデータ化してくれるツール『onboard』。

業務効率化のために導入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、導入前に気になる18の質問にまとめてお答えしたいと思います。

『onboard』とは

ワコム社製の専用ボード『Bamboo Slate』と専用ペンを使って、今までの紙帳票に手書きで記入するだけで、簡単にデータ化できるアプリケーションです。

Bamboo Slate


紙帳票のデータはサーバーに保存され、PCやタブレット、スマートフォンからいつでも閲覧できます。

またサーバーのデータをPDFやExcelなど様々な形式で出力することも可能です。

onboardロゴ

手書き帳票そのままデータ化 onboard

月額3,000円から(税込3,300円)1ユーザーあたり

帳票と記入に関するご質問

『onboard』を利用する際に必要なものは何ですか?

ワコム社製『Bamboo Slate』と専用ペン、そしてサーバーにデータを送信する専用アプリがダウンロードされたスマートフォン、もしくはタブレットが必要です。
専用ボード&ペン

▲専用ボードと専用ペン

専用の紙帳票が必要ですか?

現在使っている紙帳票をそのままお使いいただけます。

普通のペンで記入してもデータ化できますか?

専用ペンで記入した場合のみデータ化できます。

紙帳票はどのサイズまで対応できますか?

A4サイズ以下の帳票であれば、すべて対応しています。

紙帳票は縦書きと横書き、どちらに対応していますか?

縦横どちらでもお使いいただけます。

帳票データのテンプレートはありますか?

御社でご用意いただく必要があります。
データ化したい帳票をPDFにして設定をお願い致します。

専用ボードに電源ケーブルは必要ですか?

専用ボードには、Micro USB接続で充電できるバッテリーが搭載されています。
約2時間充電すると、約8時間連続で稼働できます。

帳票に英語で記入しても読み取れますか?

英語認識エンジンを指定することで、英語での文字認識が可能です。
手書き英字

▲実際の手書き英字データ

認識された英字

▲文字認識で読み取られた英字

帳票にチェックボックスがあるのですが、データ化できますか?

チェックボックスのデータ化にも対応しております。
チェックを記入
チェックボックスデータ

▲チェックをつけた項目は「true」、それ以外は「false」と表示

帳票に画像を埋め込むことは可能ですか?

テンプレートで設定すれば、スマホなどのカメラで撮影した画像をアプリから埋め込むことができます。

紙帳票のデータをどうやってサーバーに送るのですか?

まずは専用ボードの左下にある本体ボタンと専用アプリの更新ボタンを押して連携させます。

本体ボタン
更新ボタン

その後、紙帳票を通常通りに記入して再度本体ボタンを押すと、アプリに手書きデータが送信されます。

専用アプリ内のデータ

最後にアプリのサーバー保存ボタンをタップすれば、データをサーバーに送信できます。

サーバーに関するご質問

サーバー上のデータは、どうやって閲覧できますか?

サーバーに送られたデータは、「onboard Cloud」にて閲覧できます。
「onboard Cloud」は、スマホやタブレット、PCからアクセス可能です。
サーバー上のデータ

サーバーにデータが送られるとどうなりますか?

サーバーに送られたデータはそのままPDFとなって保存されます。
手書き文字は文字認識により、自動でテキストデータに変換されます。

どれくらいの精度で手書き文字を認識できますか?

現在の文字認識率は90%前後です。
テンプレート側で、数字やアルファベットなどの文字の種類を指定することで、より精度を上げられます。

テキストデータを修正したいときは、どうすればいいですか?

テキストデータを修正する場合は、PCでのアクセスが必要になります。
画面右上の編集ボタンを押してから、間違っているテキストを修正し、再度編集ボタンを押して確定します。

データを検索することはできますか?

変換されたテキストデータから検索が可能です。

サーバーに保存されたデータをPCなどに出力できますか?

画面右上にあるダウンロードボタンと押すと、PDF、json(テキストデータ)、jpgデータとして出力できます。
ダウンロードボタン

Excel(エクセル)データで出力できますか?

オプションでExcelへの自動転記やCSVへの一括転機が可能です。

その他気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
30日間の無料トライアルやオンラインデモも実施中です。

30日間無料トライアル実施中!オンラインデモも承ります。
まずはデータ化したい帳票、普段の作業手順など、
どうぞお聞かせください

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おすすめ記事

2023年04月19日

『RealWear Navigator™ 500』導入前の疑問に答えてみました

近年、医療や製造、建設現場などで普及し始めたスマートグラスですが、今まさに導入を検討している企業も多いかと思います。

実際に導入を検討する際に

「眼鏡かけたままで使えるのか?」
「バッテリーはどれくらいもつのか?」

といった疑問が湧いてくることがあるかと思います。

そこで今回は『 RealWear Navigator 500 』導入時によくいただく16の質問にお答えします。

『RealWear Navigator 500』とは

『RealWear Navigator 500』は、Android OSを搭載した、音声のみで操作できる高機能スマートグラスです。

高解像度カメラでの現場撮影や片眼用ディスプレイでの資料確認、インターネットを使用しての通話など、作業に必要な動作をハンズフリーで行うことができます。

また『Navigator 500』シリーズの最新デバイスとして、『Navigator 500』の機能はそのままに、ディスプレイが20%大きくなった『Navigator 520』も発売中です。

RealWear Navigator 500

▼ RealWearの詳細は、こちらのページをご覧ください

よくいただくご質問 16問

装着したときにぐらつくことはありませんか?

付属のマジックテープ付きヘッドバンドでしっかり固定できるため、頭を傾けたり、首を振るなどのちょっとした動作で、本体がぐらつくことはありません。
Navigator 500本体

眼鏡を掛けていても使えますか?

眼鏡を掛けたまま、お使いいただけます。

ヘルメットも同時につけられますか?

ヘルメットは、本体装着後に上から被ることができます。
別売りですが、ヘルメット専用アクセサリーもございます。

防塵・防水・耐久性は?

防水・防塵はIP66規格をクリアしており、2mからの落下にも耐える堅牢性も兼ね備えています。

騒音がある現場でも使えますか?

最大100DB対応のノイズキャンセリングマイクを搭載していますので、騒音が大きい現場でも使用可能です。

作業時に電源ケーブルは必要ですか?

本体に充電式のバッテリーが搭載されているので、コードレスで使用できます。
バッテリー

バッテリーの稼働時間はどれくらいですか?

バッテリー容量は2,600mAhで、通常使用なら約9~10時間稼働します。
ホットスワップ機能が搭載されているため、電源をいれたままバッテリーを交換できます。

画面はどのように操作しますか?

言語設定以外はすべて音声にて操作できます。
ハンズフリーでカメラ撮影やアプリでのミーティングなどができて便利です。

ホーム画面

言語はどのように設定しますか?

本体のサイドにあるボタンで操作して設定します。
音声認識は日本語や英語、フランス語など18か国語に対応。
また発音や単語が異なる地域別の英語や中国語にも細かく対応しています。 
言語変更画面

ディスプレイのサイズはどれくらいですか?

ディスプレイの解像度はワイドVGA(854X480ピクセル)です。装着時は7インチ相当の画面で見ることができます。
ディスプレイ

ディスプレイは見づらくないですか?

ディスプレイアームを動かして、目からの距離や角度を調整すれば、かなり見やすくなります。
またディスプレイは片眼のみとなっているため、装着時に視界を大きく遮ることもありません。

カメラのスペックはどれくらいですか?

カメラの画素数は4,800万画素で、手ブレ補正が搭載されています。
本体カメラ

暗い場所でも使用できますか?

薄暗い環境下でも撮影可能です。

動画は撮影できますか?

動画はフルHD(60fps)で撮影できます。

撮影した写真や動画を取り出すにはどうしたらいいですか?

『RealWear Navigator 500』 とパソコンを付属のUSBケーブルで接続すると、写真や画像をパソコン内に取り込むことができます。
またパソコンにあるデータを『Navigator 500』本体に移動させることも可能です。

インターネットを使用して通話はできますか?

『Microsoft Teams』や『HANDS FREE FOR ZOOM(※)』などのアプリを利用して、遠隔地からミーティングや通話による作業サポートが行えます。
マイプログラム

お答えしてきた質問以外にも気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。実機による無料デモも承っております。

商品に関するご相談・お問合せはこちら

オンライン相談実施中!
弊社より無理な売り込みはいたしません。
お気軽にご連絡ください。

※ 『HANDS FREE FOR ZOOM』は、『RealWear』の利用に特化した『Zoom』アプリです。
     また 『Zoom』の名称は、Zoom Video Communications, Inc.の商標または登録商標です

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2023年04月13日

『onboard』体験レビュー。
紙帳票をその場でデータ化してみました

「紙の帳票を手動でデータ化しているが、時間がかかって大変」
「電子化して業務効率を図りたいが、現場のフローを変えたくない」

そんな紙帳票にまつわるお悩みを解決したいなら、『onboard』がおすすめです。

『onboard』なら、今お使いの帳票を今までどおりに書くだけで、すぐにデータ化できます。

今回は実際に『onboard』で紙帳票をデータ化してみた体験レビューをお届けします。

『onboard』とは

ワコム社製の専用ボード『Bamboo Slate』と専用ペンを使って、今までの紙帳票に手書きで記入するだけで、簡単にデータ化できるアプリケーションです。

Bamboo Slate


紙帳票のデータはサーバーに保存され、PCやタブレット、スマートフォンからいつでも閲覧できます。

またサーバーのデータをPDFやExcelなど様々な形式で出力することも可能です。

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月額3,000円から(税込3,300円)1ユーザーあたり

「本当にその場でデータ化できるの?」

そんな疑問にお答えすべく、早速『onboard』を体験していきましょう!

『onboard』で実際にデータ化してみました

紙帳票に記入してスマホにデータを送る

『onboard』は、今までお使いの紙帳票、専用ボードと専用ペン、専用アプリを入れたスマートフォンがあれば始められます。

Bamboo Slate

▲専用ボード 『Bamboo Slate』

専用ペン

▲専用ペン

紙帳票は、A4サイズ以下であれば、日報や請求書といった各種帳票に対応しています。

まずは記載前の準備から。
専用ボードの左下にあるボタンを、緑のランプが点灯するまで押して電源をONにします。

電源ON

次にスマートフォンの専用アプリを起動し、右下の更新ボタンをタップします。
あとはボードのボタンを軽く1回押して、スマートフォンとボードを接続すれば準備完了です。

専用アプリ画面

まずアンケート票に専用ペンで記入してみたところ、非常に滑らかな書き心地でした。
正直、通常のボールペンと全く変わらない書き心地で違和感はありませんでした。

専用ペンで記入

『onboard』では、手書き文字だけでなく、チェックボックスもデータ化に対応しています。
チェック項目があるアンケートや保守管理などの帳票などにもお使いいただけます。

チェックボックス

紙帳票を記入していると、ボタン上のランプが青色に点灯します。
これは専用ボードに記入データが蓄積されているサインです。

青ランプが点灯

書き終えたら、ボタンを軽く1回押してデータを専用アプリに送信します。

専用アプリでデータをサーバーへ送る

送信されたデータは専用アプリで確認できます。

専用アプリ内のデータ

確認すると、紙帳票に記入した内容が本当にそのままでデータ化されていて驚きました。
しかも、データが送られる時間は数秒で、非常にスピーディでした。

この後、何度か紙帳票を記入してデータを送信しましたが、テンプレートから記入内容が大きくずれるということはほとんどありませんでした。

ずれてしまっても、アプリに従って専用ボードの紙帳票をタッチするだけで修正できました。

ずれたときの対処法1
ずれたときの対処法2

▲アプリが示した場所を専用ペンでタッチして修正します

あとは右上のサーバー保存ボタンを押すだけで、サーバーにデータを自動保存できます。

サーバー保存ボタン


記入する側の手順は以上です。

紙帳票の記入からサーバーへのデータ送信までの手順が少ないので、記入する方も覚えやすいと思いました。

サーバーデータを閲覧・出力

サーバーに保存されたデータは、スマートフォンやPCなどですぐに確認できます。

データは保存されると自動でテキストデータに変換されます。
テキストデータの入力業務をする必要がなく、帳票データのキーワード検索もできて便利でした。

サーバー上のデータ

▲画面右側に、テキストデータが表示されます

もしテキストデータが間違っていた場合は、右上の編集ボタンから簡単に修正できます。

データ編集

▲編集画面で各テキストデータを編集できます

ダウンロードボタンを押せば、保存データを画像やPDF、jsonなどで出力できます。

またオプションで集計などに使いやすいExcel(エクセル)やCSV形式でも出力可能です。

ダウンロードボタン

『onboard』を体験した感じた利点

「帳票に書く+ボタンで送信」と操作がシンプル

体験してみてまず感じたのは、「手順が少なく簡単」だということです。

記入者の手順は

①紙帳票に記入
②専用ボードのボタンを押す
③専用アプリでサーバーにデータ送信

の3ステップなので難しくありません。

既存のフローを大幅に変更することなく、比較的スムーズに導入いただけると思います。

また紙帳票の提出や回収、手入力によるデータ化作業が減るため、入力ミスや作業時間の短縮も見込めます。

場所を選ばずデータ確認&出力も簡単

データを確認する側は、場所を選ばずにいつでもサーバーに保存されたデータを確認できます。
テキストデータで検索できるので、欲しい情報がすぐ見つけられます。

データを複数の形式で出力できるので、集計や資料作成などにも転用しやすく、汎用性が高いと感じました。

またサーバーにデータが保管されていると、記録媒体などの物理的な紛失を防止できたりと、セキュリティ面でもメリットがあります。

紙でも残るという安心感

あと大きな点としては「紙帳票が残る」ということです。

データを誤って削除してしまうなどのトラブルがあっても、紙帳票で保存されているので安心です。

導入直後はトラブルに備えて紙帳票をすべて残しておき、慣れてきたら保存期間を短縮するなど、現場の習熟度に合わせて電子化を進めていくといったことも可能です。

弊社では『onboard』の30日間無料トライアルを実施中です。オンラインデモも承っております。見積もりや資料請求なども、ぜひお気軽にお問合せ下さい。

30日間無料トライアル実施中!オンラインデモも承ります。
まずはデータ化したい帳票、普段の作業手順など、
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おすすめ記事

2023年04月13日

『Vuzix M400』体験レビュー。
話題のスマートグラスの装着感や操作性は?

昨今の人員不足などを受け、様々な業界から注目を集めているのが「スマートグラス」

このスマートグラスを活用することによって、熟練者の遠隔支援やピッキング作業の効率化などDX推進への期待が高まっています。

今回は話題のスマートグラス『Vuzix(ビュージックス) M400』の体験レビューを、簡単な使い方と合わせてお届けします。

※“眼鏡型情報端末”は、一般的に『スマートグラス』や『ウェアラブルデバイス』などと呼ばれていますが、
 本記事では統一して『スマートグラス』と表記いたします。

スマートグラス『Vuzix M400』とは

『Vuzix M400』とは、Android OSを搭載した高機能スマートグラスです。
パソコンやタブレットなど他のデバイスに繋げなくても、スマートフォンと同様に単独で操作することができます。

『Vuzix M400』本体

片眼用の非透過型有機ELディスプレイを搭載。
カメラは1,280万画素でオートフォーカスに対応しています。

またWi-FiとBluetoothに接続可能。
『Zoom』(※1)や『Microsoft Teams』などのアプリを使用して、遠隔地とのコミュニケーションができます。

Vuzix

軽量・高機能なスマートグラス VUZIX

今話題のウェアラブルデバイスによる遠隔作業支援に

そんな高性能な『Vuzix M400』を実際に体験してみました!

『Vuzix M400』実際に体験してみた感想

わずか1分ほどで組み立て完了

『Vuzix M400』は、眼鏡型フレーム、ディスプレイとカメラが付属した本体、バッテリーの3つを組み合わせ、電源ケーブルで繋いで使用します。

組み立て自体はとても簡単で、迷うことなく組み上げることができました。

『Vuzix M400』各パーツ

▲『Vuzix M400』各パーツ

まずは眼鏡型フレームの左右のテンプル(つる)に、本体とバッテリーを取り付けます。
本体とバッテリーは、左右どちらにも付けることが可能です。

フレームに本体とバッテリーをつけた状態

▲フレームに本体とバッテリーをつけた状態

その後、電源ケーブルで本体とバッテリーを接続すると、自動的に起動しました。
電源ボタンを探すことなく起動できるので、初めての方でも使いやすいと思います。

本体とバッテリーを接続

▲ 本体とバッテリーの後方から電源ケーブルで接続

各パーツを収納できる専用のキャリングケースもついており、使い終わった後にすぐ収納できるのもいいですね。

キャリングケース

▲専用のキャリングケース

専用ケース収納時

▲パーツごとに収納できます

『Vuzix』は軽いので着けていても疲れない

まず感じたのは「軽い」ということ。

高機能なスマートグラスは、本体重量が重い傾向にありますが、本体はなんと68g。

今回体験させてもらったのが、1番容量が少ない750mAhのバッテリーだったこともあり、その他のパーツと合わせても160gで非常に軽いと感じました。

首への負担が少なく、側頭部への圧迫感も軽かったです。
他のスマートグラスで長時間着用が難しかった方も着けやすいかと思います。

750mAhバッテリー

▲750mAhバッテリー

なおバッテリーは、容量の違う3種類があり、重さや防水・防塵性能が異なります。
詳しくは下記の一覧表をご参照ください。

『Vuzix M400』対応バッテリー

バッテリー750mAhバッテリー3,350mAhバッテリー4,800mAhバッテリー
重さ60g83g120g
容量750mAh3,350mAh4,800mAh
IP67(防水・防塵性能)対応非対応 非対応

本商品は、ヘルメットを被った状態でも、もちろん装着可能です。
また眼鏡の上からも重ねて同時に使用できます。
(※大きなフレームなど、形状によっては装着できない場合もあります)

ヘルメットをかぶって装着した状態

▲ヘルメットを被って装着した状態

音声操作とボタン操作の両方が使える

本体には、物理ボタンタッチパッドが搭載されています。

タッチパッドと物理ボタン

▲タッチパッドと物理ボタン

タッチパッドを「ジェスチャーモード」で使ってみたのですが、スライドとタップでスマートフォンのように操作ができるため、非常に動かしやすかったです。

他にもマウスカーソルを表示させてパソコンのような感覚で操作する「マウスモード」が使えます。

タッチパッドの上部に物理ボタンがあり、手袋などを装着してタッチパッドが使えない場合でも操作できます。

他のスマートグラスで音声操作が使いにくかったという方も、こういったタッチパッドや物理ボタンがあるので、安心してお使いいただけます。

もちろん音声での操作も可能です。

音声操作の開始コマンド「ハロー、ビュージックス」と言うと、一定時間だけ音声操作ができるようになります。
ボタン操作ができないときにもすぐ使えますし、人との会話や雑音などによる誤作動が少ないです。

作業の邪魔にならない片目用ディスプレイ

ディスプレイは本体先端の内側にあり、片目を近づけてのぞき込む形で使用します。

本体ディスプレイ

▲本体内側にディスプレイがあります

ホーム画面

▲ホーム画面

ディスプレイ部分は人差し指程度の大きさなので、装着中でも視界が確保できます。
実際につけてみたときも、ディスプレイで情報を確認しながら、周りもしっかり見えていたのが印象的でした。

ディスプレイの解像度は640×360と小さめですが、目からの距離や角度を調整すれば、くっきりした画面を見ることができました。

点灯中のディスプレイ

▲点灯中のディスプレイは、このような感じで見ることができます

1,280万画素で鮮明な写真や動画の撮影が可能

カメラはディスプレイの外側にあり、カメラアプリを使って撮影することができます。

本体カメラ

▲本体外側にカメラがあります

カメラ画面

▲カメラ撮影時の画面

1,280万画素なので、非常にきれいに撮影できました。
オートフォーカスを搭載しているので、ハンズフリーでも撮影しやすかったです。

『Vuzix M400』撮影画像

▲弊社のカフェスペースを『Vuzix M400』で撮影してみました

静止画だけでなく、4Kやフルハイビジョンの動画を撮影することも可能
『Zoom』などのアプリを使って、『Vuzix M400』で撮影した映像を他のPCなどと共有することができます。

またQRコードやバーコードも読み取れるので、非常に便利です。

体験して感じた『Vuzix M400スマートグラス』の3つの利点

着用しやすくコンパクトで軽い

本商品は、非常に軽く、着脱しやすいため、初めて使用する方でも扱いやすいです。
側面の圧迫感も少ないので、長時間着用しやすくなっています。

また収納時も専用ケースにコンパクトにまとまるので、外での持ち歩きも負担になりません。

視界を遮らず見やすい

ディスプレイは小さめですが、目からの位置や角度を調整すれば、しっかり画面を確認することができます。
視界を大きく遮ることがないため、安心して作業できます。

ボタン操作と音声認識どちらも使える

タッチパッドや物理ボタンでの操作音声での操作の両方が使えるので、状況や作業内容に応じて使い分けることができます。

また音声操作も開始コマンドを言った後の一定時間のみ反応するので、誤作動が少ないです。

『Vuzix M400』は、屋内作業だけでなく、防塵・防水規格であるIP67(※2)のテストにクリアしているので屋外作業も可能となっています。

またクリーンルーム環境でも利用できるISOクラス2も取得。様々なシーンでお使いいただけます。

現場業務の効率化、DX推進で悩んでいる方は、ぜひ一度『Vuzix M400スマートグラス』をご検討ください。

1営業日以内にお返事いたします。首都圏は実物を持ってお伺いいたします

Vuzix

軽量・高機能なスマートグラス VUZIX

今話題のウェアラブルデバイスによる遠隔作業支援に

※1:『Zoom』の名称は、Zoom Video Communications, Inc.の商標または登録商標です
※2:本体と750mAhバッテリーのみ、IP67の対象となります

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2023年04月12日

『RealWear Navigator ™  500』体験レビュー。『HMT-1』との性能の違いは?

様々な業種でDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の取り組みが行われていますが、そのひとつとして『スマートグラス』をご検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

『スマートグラス』とは、頭に装着して使用する眼鏡型ウェアラブル端末のことです。
作業者への遠隔作業支援やARでの作業サポートなど、様々な場面での活躍が期待されています。 

そのなかでも今回は世界5,000社以上(※1)に導入実績がある頭部装着型スマートグラス『RealWear』をご紹介します。

『RealWear』は以前『HMT-1(終売品)』を紹介しましたが、今回は『RealWear Navigator 500(リアルウェア ナビゲーター500を体験していきます。 

▼ 『HMT-1 (終売品) 』 体験レビューはこちらからご覧ください ▼

※“眼鏡型情報端末”は、一般的に『スマートグラス』や『ウェアラブルデバイス』などと呼ばれていますが、
 本記事では統一して『スマートグラス』と表記いたします

『RealWear Navigator 500』とは

『RealWear Navigator 500』は、アメリカのワシントン州に本社を置くRealWear, Inc.が開発・販売しているスマートグラス『RealWear』シリーズの製品です。

Android OSを搭載しており、音声のみでカメラ撮影や各種アプリなどが使える高機能なスマートグラスです。

RealWear Navigator 500

『RealWear Navigator 500』 仕様


重量272g
カメラ4,800万画素
低照明環境対応
ビデオ最大1,080p/60fps
ディスプレイWVGA(854✕480ピクセル)視野角:20度     
防水・防塵IP66対応
バッテリー2,600mAhリチウムポリマー
スピーカー内蔵94dBAラウドスピーカー
マイク最大100dB対応のノイズキャンセリング機能付きマイク

▼ RealWearの詳細は、こちらのページをご覧ください

『RealWear Navigator 500』 を実際に使ってみた感想

重量・装着感

本体重量は『HMT-1 (終売品) 』が380gに対して、『Navigator 500』は272g。
なんと108gも軽くなっています。。

Navigator 500本体

▲ 『Navigator 500』 本体

装着時は僅かに重みを感じましたが、作業をしている最中は特に気になりませんでした。

付属のマジックテープ付き「頭部固定用バンド」で、着脱もスムーズ且つ頭にしっかりと固定できます。 

本体装着時

本体はU字型で、サイドに可動アーム付きのディスプレイがついています。
前方はディスプレイのみなので、眼鏡を掛けたままでも問題なく装着できます。 

RealWear Navigator 500本体

電源仕様は 『HMT-1 (終売品) 』 が「内部バッテリータイプ」だったのに対し、『Navigator 500』 は「取り外し可能なバッテリータイプ」に変更されています。
接続コードがないので、装着時や作業中も邪魔になることはありません。 

バッテリー

▲本体付属のバッテリー

なおバッテリー容量は『HMT-1 (終売品) 』が3,250mAhでしたが、『Navigator 500』は2,600mAhと少なくなっています。

それでも通常使用でのバッテリー駆動時間は約9~10時間で、長時間の使用が可能です。

また電源を落とさずにバッテリー交換ができる、ホットスワップ機能も搭載。
作業の手を止めることなく、安全にバッテリー交換ができます。  

音声操作

『Navigator 500』は、言語設定以外の機能がすべて音声で操作できるので、ハンズフリーで使用できるのが特徴です。

画面に表示されているアプリ名やコマンドを言うと使えるので、迷わずに操作できました。

ホーム画面
カメラ画面

また音声認識後1~2秒ほどで画面遷移やカメラ撮影ができていたので、ストレスはほぼなく、快適に使用できると思います。

音声認識は日本語や英語、フランス語など18か国語に対応。また発音や単語が異なる地域別の英語や中国語にも細かく対応しています。 

言語変更画面

▲言語はサイドにあるボタンから変更できます

ディスプレイ

ディスプレイの大きさは『HMT-1 (終売品) 』と変わらず、WVGA(854 × 480ピクセル)です。
実際に装着して見てみると、意外と大きくて見やすいと感じました。 

500本体ディスプレイ

▲『500』ディスプレイ

片眼のみのディスプレイなので、視界を大きく遮ることがなく、作業中に手元が見えなくなる心配はありません。 

ディスプレイアーム

スマートグラスの中には、ディスプレイにアームがついていなかったり、あっても可動部分が少なくて調整しにくいものもあります。

ですが、本商品ディスプレイアームは可動部分が4か所あり、自分の見やすい位置にディスプレイを調整できます。

ディスプレイアーム

▲ディスプレイアーム

 アームの可動部分は少し固めですが、その分本体が多少揺れてもアームは動かないので安心です。 

ディスプレイアームの動作

▲ディスプレイの位置を左右反対にすることも可能です

カメラ

『Navigator 500』は『HMT-1 (終売品) 』と比べて、カメラの性能が大幅に向上しています。 

本体カメラ

▲本体カメラ

画素数は 『HMT-1 (終売品) 』の1,600万画素から 4,800万画素になり、作業しながらも鮮明な画像が撮影できるようになりました。

撮影画像

▲『Navigator 500』で撮影した画像 

低照明環境にも対応しており、LEDフラッシュライトも搭載。
薄暗い作業環境で使用したい方におすすめです。 

撮影中は通常モードと望遠モードに切り替えることができ、ズームしても高品質な撮影が可能です。 

・通常モード

通常モード

・望遠モード 

望遠モード

▲望遠モードにすると、より遠くを撮影できます 

動画は最大1,080p/60fpsで撮影可能。
『Microsoft Teams』や『HANDS FREE FOR ZOOM(※2)』を使用したミーティングや遠隔指示でも活躍してくれます。 

カメラモジュールは取り外し可能で、温度を可視化できる『サーマルカメラ(別売り)』とも交換できます。

カメラ着脱

『RealWear Navigator 500』体験まとめ

カメラの性能が向上

画素数の向上や撮影モードの追加によって、撮影したい箇所をしっかり鮮明に撮影できるようになったと思いました。

また微光の環境下での撮影にも対応しており、より幅広い現場で使えるようになっています。

高い音声認識性能で動作も早い 

『Navigator 500』は高い音声認識性能を持ち、声だけでスムーズに動作するので、作業中でも快適に使用できます。

画面に表示されたアプリ名やコマンドを言えば操作できるので、音声操作が初めての方でも使いやすいと思いました。

マイクはノイズキャンセリング機能付きで、雑音がある環境でもしっかり聞き取ってくれて使いやすいです。

アームの可動箇所が多く調整しやすい

『Navigator 500』のディスプレイアームは可動部分が4か所もあり、自分の視界や状況に合わせた細かな調整が可能です。

ディスプレイも比較的大きくて見やすく、片眼タイプのため、視界が良好で作業しやすいのも魅力だと思いました。

弊社では『RealWear』シリーズに関するご相談やお見積もりを受け付けております。オンライン相談やデモも承っておりますので、お気軽にお問合せください。 

商品に関するご相談・お問合せはこちら

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※1 RealWear社実績 
※2 『HANDS FREE FOR ZOOM』は、『RealWear』の利用に特化した『Zoom』アプリです。
     また 『Zoom』の名称は、Zoom Video Communications, Inc.の商標または登録商標です 

おすすめ記事

2023年03月15日

全酪新報でonboardが紹介されました

酪農専門紙「全酪新報」でonboardが紹介されました。(2023年2月20日号4面掲載)
酪農とちぎ農協様では2022年7月よりonboardを導入し、事務作業の大幅短縮に繋がりました。

onboardの製品情報はこちらをご覧ください。

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おすすめ記事

VUZIX M400 メガネ型スマートグラス VUZIX

VUZIX M400 メガネ型スマートグラス

Vuzix M400

 03-3453-2216 
平日9:00~17:00

Vuzix(ビュージックス)のページを見たとお伝えください。
1営業日以内にご連絡いたします。Zoomを使用したオンライン面談も歓迎

導入に向けて、必要なことを資料にまとめました。

製品資料、弊社取扱ウェアラブルデバイス比較、
スペック、撮影写真の比較など、詳細な資料を
ご用意しています。右のボタンよりご請求ください。

(自動返信で資料が届きます)

AndroidOS内蔵で単独で動作可能

1280万画素カメラ搭載で4K、 フルHD動画(1080p)にも対応。
オートフォーカスも早くあらゆる用途に使用可能。
物理ボタンと音声操作で操作性抜群。
ディスプレイには有機ELディスプレイを採用し屋外でも鮮明な画面です。

音声操作に加えて、ボタン操作が可能

操作イメージは、こちらの動画をご覧ください

Vuzix M400を導入するとこのような活用方法が期待できます

人材不足に、遠隔地支援で最適配置

なかなか進まない採用に現場は疲労。
新任者にスマートグラスを所持させることで熟練者は多くの現場をまとめて管理できます。

技術伝承に、現場を録画し教育に。

ファインダー内蔵のスマートグラス。
いつものように作業しながら録画(4K対応)や中継することで熟練者の技術を共有できます。

倉庫現場で、ビジョンピッキングを簡単に。

システム導入後、これまで2人で行っていた作業が1人で行えるように、1時間の処理商品数も1人あたり、200点→300点で1.5倍の効率化を実現

遠隔監査安全パトロールにも。

コロナ禍で人数制限や工場監査、劇薬や資産、カルテ管理などにも利用され、建設現場や工場での安全パトロールに活用されています。

Vuzix M400は、メジャーな会議ツールと連携し現場の遠隔作業を支援します

※ LiveOnはジャパンメディアシステム株式会社の登録商標です。 

電巧社取り扱い 遠隔作業支援機器の比較

着用イメージ

Real Wear

48MPの高画質画像を撮りたい
暗所でも撮影したい
IP66との耐衝撃の堅牢性が欲しい
防具との親和性が重要現場作業で使いたい

RealWearの商品ページはこちら >

着用イメージ

VUZIX

4K、フルHD動画(1080p)を撮りたい
オートフォーカスが早い方がいい
IP67レベルの防水・防塵機能が欲しい
軽さが重要室内業務(ピッキングなどで)使いたい

このページの商品です。

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Real Wear

48MPの高画質画像を撮りたい
暗所でも撮影したい
IP66との耐衝撃の堅牢性が欲しい
防具との親和性が重要現場作業で使いたい

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VUZIX

4K、フルHD動画(1080p)を撮りたい
オートフォーカスが早い方がいい
IP67レベルの防水・防塵機能が欲しい
軽さが重要室内業務(ピッキングなどで)使いたい

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御社の状況をお聞かせいただければ、適した機器をお選びいたします。
どうぞお気軽にお問合せください。

03-3453-2216 
平日9:00~17:00

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VUZIX M400 スペック

機種名M400
装着タイプメガネ型
CPU8 Core 2.52GHz Qualcomm XR1
メモリストレージRAM:6GB
ROM:64GB
重量68g(本体のみ)
160g(本体+ケーブル+750mAhバッテリー)
バッテリー容量750mAh
光学有機EL ディスプレイ
解像度640×360
視野角16.8 度
輝度2000nits
カラー24 ビットカラー
カメラ1280 万画素
動画4k 30fps or 1080p 60fps
オートフォーカスあり
操作タッチパッド、ボタン、音声
通信Wi-Fi 2.4/5Ghz 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0 BR/EDR/LE
モーションセンサー3 軸ジャイロ
3 軸加速度センサー
3 軸地磁気センサー
オーディオBluetooth® 接続
イヤースピーカー
トリプルキャンセリング対応マイク
防水防塵IP67
クリーンルーム規格ISO クラス2

VUZIX M400 導入までの流れ

まずは、お問い合わせください。オンラインでの相談も可能です。

1

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お見積りのご依頼や御社の業務にてご利用可能かなど、どうぞご相談ください。
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お急ぎの場合お電話でも歓迎いたします。
電話:03-3453-2216 平日 9:00~17:00
お電話の際は、「Vuzix(ビュージックス)のページを見た」とお伝えください。

2

オンライン相談、お電話、メールにて、お話をお聞かせください。

首都圏エリアにおける訪問でのご説明や実機での無料デモ歓迎いたします。
オンラインでのお打合せ・無料デモも歓迎いたします。

3

お見積提出。システム連携をご希望の場合はご提案いたします。

御社の業務にあわせたご提案、お見積りをご回答いたします。
別途ソフトウェアのご契約が必要な場合は、お打ち合わせにてお伝えいたします。

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2022年07月13日

スマートグラスで業務効率化!
『RealWear』を体験してみました

スパイ映画に出てきそうな、格好いいメガネ型の情報端末に、憧れたことはありませんか?
仲間と会話しつつ、目元で地図や映像を見てミッションをこなしていく自分…
想像するだけでもワクワクします。

実は、そんなメガネ型のデジタル端末が、ビジネスで活用され始めているのです。

今回は、実際に企業で活用されているスマートグラス『RealWear』を体験してみた率直な感想を、お伝えしていきます。
着用してみた写真も載せておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

※“メガネ型情報端末”は、一般的に『スマートグラス』や『ウェアラブルデバイス』などと呼ばれていますが、
 本記事では統一して『スマートグラス』と表記いたします。

スマートグラス『RealWear』とは

RealWearは、アメリカのワシントン州に本社を置くRealWear, Inc.が開発・販売しているスマートグラスです。
建設業や保守・メンテナンス業など、現場仕事をメインに様々な業界で活用されており、オフィス(作業指示者)と現場(作業員)をつなぐ新たなガジェットとして、注目を集めています。

操作は全て音声で行い、100%ハンズフリーであるため、業務を邪魔しません。
手が塞がらない分、作業をスムーズかつ安全に進めることができる商品です。
アプリケーションとも連携でき、業務内容にあわせてカスタマイズできることも魅力です。

あらゆる業務をサポートしてくれるRealWearは、例えるなら「頭に装着できるスマホ」といえるでしょう。

RealWearの優れた3つの特長

RealWearの特長として、特に優れている点を3つ紹介いたします。

音声操作で完全ハンズフリー

先ほども紹介しましたが、装着した後の操作は全て音声で行います。
そのため、書類確認や通話時に作業を中断する、という時間をなくせます。
安全面の確保も可能です。

作業環境を選ばない丈夫なつくり

防塵・防水の規格であるIP66のテストにクリア。
粉塵や水で機器が故障する心配もありません。

※ ご利用環境、ご利用方法により連続稼働時間は変わります。

高い処理能力でサクサク動く

音声操作は95db雑音環境でも利用可能です。
スマホと同じAndroid搭載で、非常に高性能。
業務システムやアプリと組み合わせて、ワークフローの最適化も図れます。

RealWearの詳細は、こちらのページをご覧ください。

その他にもたくさん機能があるとのことですが、百聞は一見に如かず。
実際に試してみます!

RealWearを実際に使ってみた感想

まずは本体を頭部に装着

ゆとりがあるサイズ感で、ヘルメットの上からでも問題なく装着できそうでした。
もちろん、ズレたり落下したりしないようにサイズが調節できるので安心。

「ディスプレイの液晶が少し小さいかも?」と感じましたが、実際に覗き込んでみると、視界の邪魔にならない、ちょうど良い大きさでした。
その反面、はっきり見えるのだろうか…という不安も。

RealWear「HMT-1」本体

▲ RealWear『HMT-1』本体

RealWear着用写真

▲ 装着してみました。かっこいいです!

電源をつけてみると、想像していたよりも画面が見やすくびっくり。
7インチ(タテ約8.7cm・ヨコ約15.5cm)タブレットほどの大きさで、画面を見ることができます。
ズーム機能もあるので、サイズの大きい指示書や設計図を見ながらの作業も問題なさそうでした。

「音声コマンド」で実際に操作

実際に操作してみます。
音声でデバイスを操作した経験がほとんどないため、本当に自分の声で認識してもらえるのだろうか…と、緊張します。
画面に表示されている単語や数字、特定のコマンドを口にすると画面が動くとのことです。
うまくいくでしょうか。

試しにカメラを起動するためのコマンドを発してみると、すぐにカメラが起動しました!
マスクを着用しているうえ、緊張して小さい声になってしまいましたが、ばっちり聞き取ってくれました。

カメラを起動した状態で「写真を撮る」と声に出すと、簡単に撮影できました。
撮影データは、チャットツールをRealWearにインストールしていれば、共有したい人へすぐ送信できます。

データを確認したところ、想像よりもずっとキレイで高画質でした。
搭載されているカメラの性能はとても高いようです。

RealWear搭載のカメラにて撮影した写真1
RealWear搭載のカメラにて撮影した写真2

▲鮮明に撮影できています!

WEB会議アプリを使用した「リアルタイムの映像共有」

RealWearに、ZoomなどのWEB会議アプリをインストールすれば、自分の視界を共有しながら会話ができるそう。
実際にやってみたところ、自分が今見ている光景と同じ映像が通話相手のPCに映し出されており、思わず感嘆の声を漏らしてしまいました。

この機能があれば、情報共有の精度が高まりそうです。

Zoomを使用した情報共有については
RealWear新モデル『Navigator™ 500』を活用して、詳しくレポートしています!

インカムを使った作業経験がある私は、言葉で現場状況をうまく伝えられず
「この状況を映像で共有できれば良いのに…」と歯がゆい思いをしたことを、ふと思い出しました。

スマートグラスであれば、RealWearを装着する現場担当者の視界をそのまま共有できるので、スピーディーな情報伝達が実現しそうです。
報告を受ける側も、正確に状況を把握でき、次の指示を迅速に出せるでしょう。

また視界の共有は、熟練技術者から正確な指導・技術継承を受けられるという大きなメリットも。
万が一のトラブル発生時もスピーディーな報告や対処が可能です。
熟練技術者の移動時間も削減できるため、指導に多くの時間を割けるようになります。

対面で行うしか方法がなかった技術継承や指導が、リモートで実現するということに、とても感動しました。

一通り体験してみて思ったこと

RealWearは、様々な業務の効率化・改善に効果がありそう!と感じました。
特に「動画や写真を高画質で記録」「今見ている視界を共有できる」という点は、業務品質の向上にも役立ちそうです。

音声操作のコマンドを覚えなければいけないことに多少のハードルは感じますが、慣れてしまえば作業工数や作業者の負担を軽減できるのではないでしょうか。

まとめ

身近に感じることのなかったスマートグラス。
実際に操作してみると、優れた機能と利便性に驚きました。

操作に慣れるまで多少の時間を要するでしょうが、使用を重ねるにつれ「業務になくてはならないツール」の一つとなり得るでしょう。

現場からオフィスの情報共有は、リアルタイムの映像がメインに!
そんな未来も、遠くないのかもしれません。

現場業務の効率化・DX化で悩んでいる方は、ぜひウェアラブルデバイスを活用してみてください。

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おすすめ記事

2022年07月13日

RealWear×Zoomで現場のリモート支援を実現!
実際に試してみました

新型コロナウイルス感染症のまん延によって、労働環境は一変し、新しい働き方が求められるニューノーマルな時代へと変容しました。
現場業務では、その新しい働き方を支えるためにスマートグラスが活用され始めています。

スマートグラスは業務をサポートする機能が多数備わっており、本体に搭載された高性能なカメラやマイクによって、現場の状況をリモートで共有できる点が魅力です。

そして今回、全世界で5,000社以上の導入実績(※1)がある、産業用スマートグラス『RealWear』と、リモート会議に欠かせないツール『Zoom』(※2)を活用した、現場のリモート支援を体験させていただきました!

RealWearの詳細は、こちらのページをご覧ください。

本記事では、実際に試してみた感想や、RealWearを着用した写真、WEB会議の画面などを掲載しております。
RealWear×Zoom活用のメリットも紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

RealWear×Zoomの使用感を確認してみました

ZoomのWEB会議で現場とオフィスのPCをつなぐと、RealWearを着用した現場作業員の視野に近い映像を、PCの画面上で確認できるようになります。

実際にRealWearを着用し、試してみました。

RealWear本体を頭部へと装着

RealWear新モデル Navigator 500

▲ お借りしたのはRealWearの新モデル『Navigator™ 500』

Navigator 500は、従来のHMT-1シリーズよりもスマートなデザインとなっており、非常に軽く、軽快な付け心地でした。
マジックテープで簡単にサイズ調整ができ、頭部にしっかりフィットします。

RealWear着用写真

▲ 着用してみるとこのような感じです!

Zoom会議で共有できる映像はどのくらい鮮明なのか

今回は電巧社のパンフレットを使い、文字や写真がどのくらい鮮明に共有できるかを試してみます。

RealWear着用写真2

▲ この距離感でパンフレットを視野におさめました

 

パンフレットを視野に入れ、RealWear搭載のカメラに写してみると、Zoomの会議画面では以下のように映りました。

rRealWearを用いて繋いだ実際のZoomの会議画面

▲ 実際のZoomの会議画面

文字がここまではっきりと写るの、すごいと思いませんか?

正直、文字はキレイに写らないだろう…と思っていたので、本当に驚きました。
画数の多い漢字はつぶれてしまっていますが、カタカナはほとんど問題なく読めます。

この鮮明さは、現場の状況確認や作業チェックの使用であれば、申し分ないクオリティではないでしょうか。

会話時の音質は大丈夫?

また音質も特に問題なく、スムーズに会話できました。
今回は静かなオフィスでの通話でしたが、RealWearのマイクにはノイズキャンセリング機能が備わっているため、作業音が気になる現場での通話も問題なさそうです。

さらに、Zoomはチャット機能もあるため、文字で内容を伝えたい時には、音声入力によってメッセージを送ることができる点も便利です。

Zoomならではのメリット・デメリット

Zoomは、他のWEB会議ツールと比べて接続環境の安定性が高く、複数人でもスムーズに会議が開けます。
また、RealWearのカメラが高性能なのはもちろん、映像共有したPCの画面上で、映像がカクつくことは、ほとんどありませんでした。

加えて、無料で使用できる点も大きなメリット。
有料版に比べ、多少の制限はありますが、使用感は変わりません。
1対1の会議であれば時間の制限がないため、会議時間を気にせず利用できます。

デメリットとしては、拡大・縮小の機能が使えないことが挙げられます。
アップにしたい場合は、RealWear本体と写したいモノの距離を近づけるしかなさそうです。

また、Zoom無料版は3人以上の会議で時間制限が発生するため、社外の人と長時間の会議を行う場合は、有料版の導入も検討してみてください。

RealWearでZoomアプリを使用する方法

RealWearでZoomを使用するためには、PCにてインストールの設定を行う必要があります。
少々時間がかかるのが難点ですが、設定さえ済ませれば、RealWear本体にZoomが自動でインストールされます。

インストールの大まかな流れは以下のとおり。

 PCにて『Foresight』というクラウドサービスのアカウントを発行(利用申請を行う)
 アカウントのパスワード発行後、Foresightにアクセスし、使用するRealWearを登録
 Zoomをインストールする をクリック

RealWear本体へのインストールは、30分程度で完了します。
ここで注意しなければならないのは、Foresightのアカウント発行に2~3営業日かかること。

事前準備には、時間に余裕を持って取り組む必要がありそうです。

MEMO
2022年6月に『HANDS FREE FOR ZOOM』という
RealWearでの利用に特化したZoomアプリケーションがリリースされました。
『HANDS FREE FOR ZOOM』は、従来のアプリよりも使いやすくなっている点が特長。
アプリは、利便性を高めるために順次更新されていくとのことです!

まとめ

電巧社では、お客様の業務内容や抱えている課題を考慮し、最良なご提案ができるように努めております。
最適なアプリのご提案・カスタマイズだけでなく、業務システムとの連携も社内の開発チームにて対応可能です。
また、Zoomアプリのインストール方法が分からない方向けのサポートも行っております。

まずは、「自社業務にどう利用できるか相談したい」「実際に動かしているところを見てみたい」など、なんでもお問い合わせください。
その他の対応アプリのご質問や、オンラインデモも承っております。

お問い合わせ・資料請求は、以下の専用フォームよりお願いいたします。
コロナウイルス感染対策やDX推進のために活用したいというご相談・お問い合わせが増えておりますので、ぜひ今すぐご連絡ください。

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※1 RealWear社実績
※2 『Zoom』の名称は、Zoom Video Communications, Inc.の商標または登録商標です

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2022年07月01日

克服すべき「2025年の崖」とは?
DX推進を阻むレガシーシステムのことも解説

「2025年の崖」というフレーズは、DX推進に携わっている人であれば、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

経済産業省が2018年9月に発表した『DXレポート』内に記載されている言葉で、DXにおける課題が克服できなかった場合の状況を比喩したものです。

2025年の崖とは

※クリック/タップで拡大表示

出典:経済産業省|DXレポート~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~(サマリー)

 

本記事では、2025年の崖から転落する…つまりDXの失敗を防ぐにはどうすればよいかをお伝えしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。

2025年の崖とは

経済産業省は、DX推進にあたって解決すべき課題が克服できない場合、DX実現の失敗ばかりでなく、2025年以降に年間で最大12兆円の経済損失が起こる可能性がある、と警鐘を鳴らしています。
「2025年の崖」は、このDXの失敗や経済損失といった悪いシナリオを、「崖」からの転落になぞらえたネーミングなのです。

2025年の崖から転落しないためには、DXの課題を乗り越えていかなければなりません。
では、経済産業省が指摘する課題とは一体何でしょうか。

それは「既存の基幹システムの複雑化・ブラックボックス化」です。
時代遅れの古びた仕組みの基幹システム、いわゆる「レガシーシステム」は、長年使用されているなかで複雑化してしまっており、内部構造が不明瞭になっているケースが多いのです。

レガシーシステムの問題点

レガシーシステムは、

  • 肥大化した独自のシステムとなり、属人化を加速させる
  • システム障害や故障が起きやすいうえに、復旧・修理には膨大なコストがかかる
  • 新しいシステムとの互換性がなく、データ活用・取り扱いが困難になる

といった問題を引き起こします。

業務プロセスを最適化し、データ活用を促進していくべきDXの取り組みにおいて、こういった問題点を抱えるレガシーシステムは、DX推進の大きな足かせとなるでしょう。

また、レガシーシステムには、老朽化が進むにつれ、保守・運用コストが膨れ上がっていくという問題もあります。
維持のためにはIT予算からコストを捻出しなければならず、新規IT投資に費用が割けなくなります。
そうすると新たなデジタル技術の導入が難しくなり、デジタル競争の敗者に。

このような問題に対処できずにいると、2025年の崖の回避は困難を極めるでしょう。
そして多大な損失に…という最悪のシナリオが待ち受けているのです。

システム刷新における問題

2025年の崖を回避するためには、この既存のレガシーシステムの刷新が急務です。
「システムの刷新」は、古びたシステムを新しいものに入れ替えることを指します。

急がねばならないシステム刷新ですが、既存システムの入れ替えには多くのリスクが存在します。
そのため、経営層が難色を示すという問題点も。

たしかに、長年使ってきたシステムを移行するとなると膨大な時間を要しますし、かかる費用も少なくないでしょう。
デジタル技術に知見のある人材の確保も難しく、結局DXの成功ビジョンを思い描けず後回しに…となってしまうことも珍しくない話です。

レガシーシステム放置の危険性

このような問題に対処できずにいると、2025年の崖を回避できず、多大な損失に…という最悪のシナリオを迎えてしまいます。
業務の継続や継承すらも困難になる恐れがあるのです。

また、多くのデジタルリスクにも晒されるでしょう。
システムトラブルによるデータの消失や流失といった事故の発生も懸念されます。

今、多くの企業がDXの必要性を理解し、対策に乗り出しています。
しかし、その対策に難航している企業が数多く存在しているのが日本の現状なのです。

このピンチを乗り越えるためには、どうすればよいのでしょうか。

2025年の崖からの転落を防ぐためには

一番の解決策は、DXを実現させ、デジタル企業へと変革を遂げることにほかなりません。

DXをどう進めていくかの計画を策定したうえで、実現に向けた具体的な取り組みが必要となるでしょう。
ここで気を付けなければならない点は「データ・デジタル技術を使って新たな価値を創出する」というDXの本質を忘れないことです。
システムを入れ替え、デジタル技術を導入したとしても、それらをうまく活用し、ビジネスモデルを変えていかなければ意味がありません。

そのためにも、自社のDX推進における現状を把握しておきましょう。

経済産業省では『デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)』や『DX推進指標』など、企業がDX を実現させるための情報を発信しています。
この資料を参考にし、DX実現のために必要な体制や仕組みを学んだり、自社の現状や課題を理解したりすることも有効な手立てです。

こういった資料を参考にし、DX実現のために必要な体制や仕組みを学んだり、自社の現状や課題を理解したりすることも有効な手立てです。

参考:経済産業省|デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン|2022.5.25
経済産業省|DX推進指標|2022.5.25
経済産業省|「DX推進指標」とそのガイダンス|2022.5.25

新型コロナウイルスは「DX」及び「2025年の崖」に影響したのか

2020年12月に経済産業省が発表した『DXレポート2(中間取りまとめ)』では、コロナ禍で明らかになったDXの本質についての記載があります。

レポートでは、「新型コロナウイルス感染症のまん延はDX推進に様々な影響を与えた」ということが説明されています。
この未曽有の状況に陥ったことで、DX推進の壁となる「先送りしてきた課題」が明らかになったのです。

たとえば、紙への押印。
テレワーク中は契約書や申請書などへの押印ができず、ビジネスチャンスを逃してしまったり、押印のためだけに出社しなければならなかったり。
今まで当たり前だったフローが、DX阻害の要素だったことに気づかされる企業も多かったのではないでしょうか。
こういった企業のレガシーな文化や考えも変革が必要です。

またこのコロナ禍で、今までの社会の常識も変わりました。
会議や商談は対面が当たり前でしたが、感染防止のため、オンラインでのやり取りが一般的に。
半ば強制的なテレワーク制度の導入も、出社して仕事をすることが当然、いう文化を一変させました。

この苦しい状況下で、自社がDX途上企業であると認識できたり、根強く残っていたレガシー企業文化が顕在化したりなど、DXの課題が発掘できたのではないでしょうか。

多くの問題を明らかにした大規模なパンデミック。
しかし、このビジネス環境の変化をチャンスと捉え、DX実現へと駒を進めることができれば、2025年の崖を飛び越えることができるはずです。

参考:経済産業省|DXレポート2(中間取りまとめ)|2022.5.25

まとめ

差し迫った2025年の崖というリスク。
このリスクの回避、そしてDX実現のために、レガシーシステムおよび企業文化の刷新が急務です。

激化するデジタル競争に敗れないためにも、既存のシステムやアナログ業務の見直しを行なってみませんか。

このまま何の対策も講じなければ、DXの成功は望めないだけでなく、企業の存続すら危ぶまれます。
繰り返しになりますが、今一度DXの本質を理解したうえで、ビジネスモデル・経営の変革に取り組むことが重要です。

取扱商品一覧

電巧社では、DX推進に役立つサービスをはじめとして、ビル用電気設備や産業用機器、再生可能エネルギーに関連したサービスを展開しています。

おすすめ記事

2022年07月01日

ビジネスシーンで活躍中のウェアラブルデバイスとは
オススメ商品も紹介します!

Amazonの〈家電&カメラ〉という大カテゴリーの中には、カメラやテレビという項目に並んで〈ウェアラブルデバイス〉という小カテゴリーが存在します。
皆さんは、この「ウェアラブルデバイス」について、どのくらい知っていますか?

耳にしたことはあるけど、具体的な商品が思い浮かばない…という人もいるかもしれません。
VRを楽しめるゴーグルや『Apple Watch』といえばしっくりくるでしょうか。

近年では業務にも取り入れられ、作業の効率化やDXを後押しするツールとして、様々な現場で活用されています。

今回の記事は、そんなウェアラブルデバイスについて詳しく紹介していきます。

ウェアラブルデバイスとは

直訳すると「ウェアラブル=身に着けることができる」「デバイス=情報端末」です。

ウェアラブルデバイスは、頭に装着するものやメガネのようにかけるもの、手首に巻くものなど様々な形状があり、日常生活や業務に使う便利なツールの一種として扱われています。
常に身に着けておけるので、都度取り出す手間がなく、必要なときにすぐに使用できるという手軽さがポイントです。

利便性の高いウェアラブルデバイスは、ここ数年で種類が増えています。
そのため、何に利用するか、また何を目的としているかを考えて商品を選ぶ必要があります。

今回は、ビジネスにおいて便利なウェアラブルデバイスにフォーカスを当てて紹介します。
業務への導入を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

ビジネスで活躍しているウェアラブルデバイス

市場拡大を続けているウェアラブルデバイス。
近年ではどのような商品が開発・販売されているのでしょうか。

 

watch

腕時計・リストバンド型

ウェアラブルデバイスというと、ほとんどの方が腕に装着するタイプを思い浮かべるのではないでしょうか。
有名な商品でいうと『Apple Watch』や『Huawei Watch』などが挙げられます。

この型は、日常生活で使うツールというイメージが大きいですが、実際に業務に取り入れている企業もあります。
使用用途は、主に従業員の健康や現場環境の管理など。
装着した人の周辺温度の感知や、デバイスを通した定期的な健康チェックなど、現場で働く従業員の安全のサポートを実現します。

 

realwear

メガネ型(ヘッドマウントディスプレイ)

昨今、現場業務で注目されているのは、このメガネ型のウェアラブルデバイス。
両手を塞がず、目元のディスプレイで様々な情報を得ることができ、設計図や指示書、マニュアルなどを閲覧しながらの作業が可能です。

また、写真撮影や録画機能のある商品であれば、現場状況を正確かつスピーディーに報告できます。
さらに、ZoomなどのWEB会議アプリなどをインストールすれば、リアルタイムの映像を共有しながらの会話も実現します。

また、医療現場をサポートするタイプや、動画鑑賞ができるタイプも開発が進んでいます。
もちろん、既に商品化しているものも。

その他

上記の2種類とは別に、面白い型の商品も販売されています。
一般消費者向けで、業務としては活用例が少ないものですが、いずれビジネスシーンで目にする時がくるかもしれません。

クリップ型
胸ポケットやベルトなどに挟んで使える、超小型のウェアラブルデバイスです。
小さい分、できることは限られていますが、活動量の表示や写真撮影など、搭載された機能を気軽に楽しめます。

指輪型
指にはめて使う、スマートリングと呼ばれるウェアラブルデバイスです。
なんと、指の動きで家電の操作や鍵の開け閉めができるそう。
スマホと連動させて通知を受け取ったり、空中に文字を書いてメッセージを送ったりする機能を持つものもあります。

エアコン型
首に巻くことのできるエアコンとして、夏の熱中症対策や、冬の防寒対策として役立つ商品です。
自分だけの温度調節ができるため、オフィスや外出先で快適な温度で過ごせます。

いかがでしょうか。
ウェアラブルデバイスの持つ便利な機能は、今まで当たり前だったワークフローを一変させるでしょう。

今後、ビジネスにどのようなウェアラブルデバイスが活用されていくのか、想像するだけでもワクワクしませんか?

ウェアラブルデバイスを業務に取り入れるメリット

日常生活を豊かにするだけでなく、ビジネスでも役立つウェアラブルデバイスは、導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
すでに業務で活躍している〈腕時計・リストバンド型〉と〈メガネ型〉それぞれの具体的なメリットを、1つずつ挙げていきます。

腕時計・リストバンド型:通知機能

常時身に着けておくことによって、通知やアラームにすぐ気が付くことができます。
外出中でPCが手元になかったり、スマホがカバンにしまってあったりするときは、急ぎの連絡を見逃してしまうこともしばしば。

腕時計型であれば常に視界に入りますし、バイブレーション機能などで「気づかなかった」「忘れていた」を防げます。
そのため、時間管理やメール確認に、必要以上な気を使わずに済み、目の前の業務に集中して取り組めます。

メガネ型:遠隔支援

現場仕事でトラブルが発生した際、音声でしか情報を伝えられない場合は「責任者へ電話で口頭説明 → 原因特定 → 解決方法を伝えてもらう」というフロー、
もしくは、リアルタイムで
「写真や動画を撮影し責任者へ送信 → 責任者がデータを確認 → 原因特定 → 解決方法を伝えてもらう」というフローが一般的です。

しかし、現状が瞬時に共有できれば「原因特定 → 解決方法共有」までの時間を、大幅に短縮できます。
万が一手順を誤りそうになってもすぐ指摘できるため、二次災害も防げるでしょう。
普段の作業のサポートはもちろん、緊急時に素早く対応できることが、大きなメリットです。

realwear

現場仕事にオススメのウェアラブルデバイス『RealWear』

ウェアラブルデバイスの利便性や導入メリットをお伝えできたところで、電巧社が代理店として販売する『RealWear』について紹介していきます。

realwear

RealWearはヘッドマウント型のウェアラブルデバイスです。

全世界で約5,000社への導入実績(※)がある商品で、現場業務を中心に、様々な業界で活用されています。
完全ハンズフリーですので、両手で作業しながら声でデバイスを操作できます。
撮影・データ閲覧できる機能も備えており、現場撮影や書類確認の際に作業を長時間中断する必要がなくなります。

また、アプリケーションと組み合わせることで、現場や業務に合わせた独自のカスタマイズが可能。
ZoomなどのWEB会議アプリと連携させれば、現場担当者が目にしている光景をそのまま責任者へ共有でき、作業指示やチェックもスムーズに。
堅牢性が高く丈夫なつくりのため、タフな現場でも安心して使用できます。

※RealWear社実績

RealWearが気になる方は、ぜひこちらのページをご覧ください。

まとめ

DX化や業務改善の目的で導入され始めているウェアラブルデバイス。
時が経つにつれ、どんどん身近な存在になりつつあります。

商品を選ぶときは「機能が充実していて便利そう」ではなく「こういう手間が省ける」「この仕事やツールの代替品となる」という風に、どのようなメリットがあるかを明確化しておきましょう。
そうすることで、生活や業務にぴったりなウェアラブルデバイスと出会えるはずです。

生活を豊かにしたい方、現場業務の効率化・DX化で悩んでいる方は、ぜひウェアラブルデバイスを活用してみてください。

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おすすめ記事

2022年07月01日

企業が知っておくべき「DX」とは?
取り組みが急がれている理由や最初のステップを紹介

「DX」という言葉が、社会に浸透しつつあります。

このDX、難しそうと感じている方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も苦手意識を持っており、詳しく調べる前は「ITツールを導入・活用する」ことがDXである、と思い込んでいました。

本記事ではDXについて、初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。
よろしければ最後までお付き合いください。

DXとは?

DXは、「Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション」の略で、直訳すると、デジタルへの変革という意味。

詳しく説明すると、以下のような感じです。

デジタル技術やデータの活用によって、
人々の暮らしや社会を良い方向へと変革すること、そして
激しく変化するビジネス環境に対応しビジネスそのものを変革すること

このDXという概念は、2004年のウメオ大学(スウェーデン)のエリック・ストルターマン教授の論文『Information Technology and the Good Life』で提唱されたのが始まりだといわれています。

論文内の記述は以下のとおりです。

The digital transformation can be understood as the changes that the digital technology causes or influences in all aspects of human life.

引用:エリック・ストルターマン|Information Technology and the Good Life

日本では「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」と翻訳されています。

また経済産業省は『DXレポート』内で、DXの本質をIDC Japan 株式会社が発表した定義を用いて紹介しています。
定義は以下のとおり。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」

引用:経済産業省|DXレポート
(出典:Japan IT Market 2018 Top 10 Predictions: デジタルネイティブ企業への変革 – DX エコノミーにおいてイノベーションを飛躍的に拡大せよ, IDC Japan プレスリリース, 2017年12月14日)

このように、DXは単なるITツールの導入・活用が目的ではなく、
ITツールというデジタル技術や、そのツールを用いて集めたデータを活用して、人々の暮らし・社会・ビジネスを良い方向へと“変革”させていくことが目的なのです。

DX化の事例

さて、上記のDXの本質を踏まえた上で、具体例を2つ紹介していきます。

銀行のアプリによるDX

銀行アプリの登場により、自分の口座残高や入出金明細が、スマホやタブレットでいつでも確認できるようになりました。
振込やその他の手続きもアプリ上で完結。
銀行によっては、家計管理や口座開設も可能です。

このように、銀行アプリには顧客にとって便利な機能がたくさん備わっています。
デジタル技術によって顧客のニーズに応えることで、「人々の暮らしや社会を良い方向へと変革」しているのです。

また、この新たなサービス提供によって、新規顧客の獲得、既存顧客の満足度向上も実現。
今や、ほとんどの銀行が専用アプリを提供しています。

ツールを用いた営業DX促進

SFAツール(営業支援ツール)を用いて、営業DXを図る企業が増えています。
SFAは、顧客・案件の管理をはじめ、予実管理やデータの集計・分析機能など、営業をサポートする機能が多く備わっているツールです。

営業業務のDXとは、「デジタル技術」や「データ活用」によって顧客ニーズを分析し、顧客へのアプローチを最適化すること。
そのため一定の業務を自動化できるだけでなく、営業の戦略立てにも活用できるSFAは、営業DXの促進に効果的です。

蓄積されたデータを上手く分析・活用できれば、既存顧客のフォロー、リード獲得、提供サービス・商品の質の向上を図れます。
結果、DXの本質である「デジタル技術を活用してビジネスモデルを変革」を目指せるのです。

MAツール(マーケティングオートメーションツール)やCRMツール(顧客管理ツール)を併用し、さらなる業務改善・生産性向上に努める企業も多く存在します。

企業のDX化が急がれている理由

DXという概念が広まりつつある中で、企業が社内DX化を急ぐ理由は何でしょうか。

結論、企業の生き残りがかかっているからだと言えます。

DXレポートにもあるように、昨今のビジネス環境は激しく変化しています。
この環境に対応するためには、DXに取り組むほかないのです。

DXを推進し、社会やニーズに柔軟に対応できるビジネスモデルと、従業員がフレキシブルに働ける環境が整えば、企業は持続的に成長していけるでしょう。

裏を返せば、未着手の状態は、企業の存続を揺るがす事態になりかねないのです。
“デジタル”が当たり前の時代で、DXに取り組めていない状態は、企業の市場競争力を失う要因になります。
いわゆる、デジタル競争の敗者に。
2025年の崖」という最悪シナリオを辿ることになってしまいます。

「2025年の崖」については、こちらの記事をご覧ください!

DXの遅れは、様々なリスクを呼び起こします。
そのため、多くの企業が社内DX化を実現させようと奔走しているのです。

DXを始めるためのの3つステップ

DXは、然るべきプロセスで、慎重かつスピーディーにすすめていきましょう。

【まず行うべき3つのプロセス】

まず行うべき3つのプロセス

まずは自社の現状把握が必要です。
デジタル化できる業務や、基幹システムのチェックを行いましょう。

現状を把握した後は、DXをどう進めていくかの計画を策定しましょう。
どうデジタル技術を活用するか、社内の認知・理解をどう広めていくか。
取り組みにバラつきが生まれないように、手順や方針を決めておく必要があります。

計画が固まったら、DX推進の体制を整備していきます。
推進を担当する部門を設置し、部署の垣根をこえてDXに取り組める環境を整えていきましょう。
DXを推進できる能力を持つIT人材が不足している場合は、その対応も必要となってきます。

もちろん上記のプロセスは一例です。
場合によっては、直ちに取り組むべきことがあるかもしれません。
その中でも「DXについて正しい理解を広めること」「DX推進に対する共通理解を形成すること」は、率先して取り組むことをオススメします。

MEMO
自社のDX推進状況や課題が分からない、という企業の方は
以下のサイトを参考にしてみてください。

DX推進指標(独立行政法人情報処理推進機構)
▶自社のDXレベルを自己診断し、課題や次のアクションを見える化
IT戦略ナビ (中小企業基盤整備機構)
▶3ステップの質問でIT戦略マップが作成可能。最適なソリューションも提案

参考・出典: 経済産業省 四国経済産業局|経済産業省のデジタル化関連施策|2022.6.17

まとめ

国内企業のDXについて、経済産業省は「デジタルに対するビジョンと戦略の不足」が課題であると指摘しています。
つまり必要性を理解していても、どう進めればよいか、分からないという企業が少ないのが現状なのです。

企業の存続に関わってくるDX。
急速に拡大しているデジタル市場に対応していくために、企業のDX推進は必要不可欠といえるでしょう。
人々の暮らしや社会、そしてビジネスそのものを良い方向へと導いていくためにも、意を決して取り組んでいきましょう。

取扱商品一覧

電巧社では、DX推進に役立つサービスをはじめとして、ビル用電気設備や産業用機器、再生可能エネルギーに関連したサービスを展開しています。

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2022年07月01日

知っているようで知らないAI-OCRのこと。
導入メリットは?

AI-OCRとは何かご存じですか?
「文字をデータ化してくれるツール」ということを知っている方は多いかもしれませんが、具体的なメリットや活用例は知らない、という方もいらっしゃるかと思います。

AI-OCRは企業の管理部門や事務業務にて活用されているソリューションです。
では、一体どういった目的で導入されているのでしょうか。

本記事では、AI-OCRについて詳しく解説しています。
実際の活用例なども紹介いたしますので、ぜひ最後までお付き合いください!

AI-OCRとは?そもそもOCRって何?

“AI=人工知能”ということは広く知られていますが、OCRとは何かを説明できる人はどのくらいいるのでしょうか。
なんとなく存在を知っていても、いざ説明するとなると意外に難しいものです。

OCRは 〈光学式文字認識〉という意味である〈Optical Character Recognition〉を略した用語。
これだけ見るとなんだか難しそうに思えますが、詳しく説明すると

光学式 :複合機のスキャンやカメラ撮影といった光学技術
文字認識:デジタルでない文字を認識 → コンピューターで認識される文字コードの列に変換

ということです。

つまり、OCRは「スキャナーデータや写真などから、手書き文字・印刷文字をPCで使える文字データへ変換する技術」のことで、そのOCRにAI技術を組み込んだものが「AI-OCR」なのです。

AI-OCRの文字認識率は、従来のOCRに比べて非常に高くなっています。
また、Deep Learning(深層学習)によって、読み取り精度が日々向上していくことも一つの特長。
枠からはみ出した文字やくせ字、つぶれている文字だけでなく、訂正印や二重線も認識してくれます。

紙に書かれた文字を、非常に高い精度でデータ化してくれるAI-OCR。
紙を扱うことの多い管理部門や事務職をメインに、業務時間短縮やDX化の第一歩として活用できるツールである、と注目を集めているのです。

AI-OCRを業務に取り入れるメリット

業務で活用するメリットを2つに分けて解説します。

入力・転記の工数を大幅に削減できる

紙帳票を一枚ずつ確認しながらExcelなどにデータを打ち込む…といった手間のかかるプロセスをほぼ0にできます。
デスクワーク・細かい作業を削減できることから、業務改善にとても役立つといえるでしょう。

残業時間や単純作業の人員を、最小限にできるなどの副次的効果もあります。
人手不足の解消や生産性の向上にもつながりますし、今まで手を付けられなかった仕事に時間を割くこともできるように。

入力・転記ミスといったヒューマンエラーも防げます。

データの集計・活用をスムーズに

AI-OCRは、数字や英字はもちろんのこと、チェックボックスの読み取りもできます。
そのため、データの集計や活用がとてもスムーズに。
社内業務システムやRPAと連携させれば、転記作業からデータ集計を一貫して行えるようになります。

入力などの手作業、いわゆる“アナログな業務”をデジタルへと置き換えられるため、DXのファーストステップである「業務プロセスのデジタル化」を実現できるのも大きなメリット。

DXの推進、そして従業員の負担軽減が大いに期待できます。

活用・メリットを「紙帳票のデータ入力業務」でたとえると

上記2つのメリットを踏まえた上で、一般事務の業務の一つである
「紙帳票のデータ入力業務」でAI-OCRがどう活用できるか、考えてみましょう。

今までは、紙に書かれた内容をひたすらシステムへと手入力し、集計を行なったり請求書を作成したりするのが一般的でした。
しかし、PCへの転記作業には膨大な時間がかかるだけでなく、打ち間違いなどのチェック作業も必要になり、多大な労力を要します。

この一連の流れにAI-OCRを活用すれば、

複合機でスキャン  AI-OCRへアップロード
読取結果を出力   業務で使っているシステムへ投入 → 集計

という4STEPまで業務を圧縮できます。

紙に記載されている文字を全て読み取ってくれるため、時間がなく集計を諦めていた項目のデータ収集や、業務改善・利益向上を目的としたデータ活用も実現。
「入力・転記の工数を大幅に削減」し、「データの集計・活用をスムーズに」したうえで、社内DXの推進や生産性の向上を図れるのです。

AI-OCRの導入に向いている業務

AI-OCRは、業界を問わず紙を使う業務にて使用されています。
紙に書かれた内容をPCへ入力・転記する作業をまるっと削減できるので、紙の枚数が多ければ多いほど、業務時間の短縮が可能です。

先ほど紹介した紙帳票のデータ入力業務をはじめとして、アンケート集計業務、経理の領収書・請求書の入力業務、契約書の管理業務…など、活用できる業務はさまざま。

様々なフォーマットの帳票を扱う業務でも問題ありません。
AIによる読み取り精度の高さにより、幅広い書類に対応可能です。
形式によって読み取り精度に大きなバラつきが生じる心配はありません。

MEMO
AI-OCRは、多くの自治体に導入されているソリューションです。
たとえば港区役所では、平成30年度に「港区AI元年」を宣言し、東京23区で初めてAI-OCRを導入。
RPAと掛け合わせ、申請書類のデータ化からシステム入力までを自動化することによって、
1業務で年間約900時間もの業務削減を見込んでいるとのこと!

参考: 港区ホームページ/平成30年8月31日定例記者発表|2022.6.16

AI-OCRの3つの活用例

では、実際にどのような業務で使用されているか、3つの例をご紹介します。

卸売業:社内受注伝票のデータ入力

手書きしていた受注伝票をAI-OCRで読み取り、テキストデータ化。
読み取ったデータはCSV形式で出力することにより、
発注システムへ一括投入という形に切り替えられました。
また、営業拠点の伝票はPDF形式で本社に集約。
業務フローを全体的に見直すことができ、業務の量を大幅に削減しました。

物流会社:総務業務・年末調整資料のデータ入力

AI-OCRとRPAを連携させ、抜本的な業務改革を実施。
今までの業務フローを一新できました。
多くの時間と人員を要していたデータ入力業務の削減で
業務効率化を実現できました。

小売業:自動車販売契約等のデータ入力

自動車の売買に関する書類は、車検証をはじめ様々な種類があります。
そこで、多くの帳票設定が出来るAI-OCRを導入。
読み取る帳票ごとにカスタマイズできるため、文字の認識精度が上昇。
データ入力の時間を大きく減らせました。

実際に、どのようなAI-OCRソリューションがあるのでしょうか。
本記事では、電巧社が販売している『AI-Smart Reader』を紹介いたします。

AI-Smart Readerは、直感的で使いやすい利用画面が特長のAI-OCR。
読み取り精度が高いことはもちろん、365日の運用・操作サポート、高いセキュリティ性を兼ね備えています。

AI-Smart Readerが気になる方は、ぜひこちらのページをご覧ください。

AI-Smart-Reader

 

最大60日間のトライアルプランもご用意しています。
「AI-OCRを自社業務で試してみたい」「どのくらい工数が削減できるのか知りたい」など、なんでもご相談ください!
資料請求やオンライン相談のご依頼も大歓迎です。

まとめ

業務の効率化、そしてDXの第一歩として、アナログな作業をデジタル化するツールを導入する企業が増えています。

AI-OCRは、紙帳票をPCへと転記するフローをまるごと自動化してくれるため、紙を多く使う業務に最適なツールです。
また、RPAと組み合わせれば、業務効率化につながります。

紙を使う業務プロセスの改善にお悩みの方は、ぜひAI-OCRの活用を検討してみてください。

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