新型コロナとオリンピック

 好きか嫌いかはともかくとして、小池都知事の話は分かり易いです。
どうしてだろうと考えたら、発言する文章が短かいことに気付きました。

これは論文を書く時の基本中の基本でもあります。
「外食は控えて下さい。」(…でもオリンピックは控えないの)
「県を跨ぐ移動は控えましょう。」(…でも国境を跨ぐオリンピックは別なの)
と、裏の意味を別とすればかなり明確です。(笑)

それに引き換え、菅総理大臣の表現は微妙です。
「人類がコロナに打ち勝った証しとして東京オリンピックを開催したい。」

今週から、やっと高齢者のワクチン接種が始まりますが、
我々にワクチンが回ってくるのはかなり先です。
何をもって打ち勝ったと言うつもりなのか…?
理解に苦しみます。

コロナも自然の一部です。
自然に対して勝った負けたと言うのは人間の驕りだと思います。
今後我々が目指すべきは、(あるいは、受け入れるべきは)コロナとの共生ではないでしょうか。

このままいけばオリンピックは必ず開催されます。
難しいと知りながら、誰もNoと言わない。

それは中止すれば多額の損失を被ることが分かっているからです。
誰しもそのきっかけにはなりたくはないでしょう。

古い話ですが、戦争に突き進むのを止められなかった日本を彷彿させます。
そんな泣き言はともかく、開催されれば生涯最後の東京オリンピックです。

開催まで、あとおよそ100日です。大いに楽しみましょう。

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