脱炭素経営ドットコムでは、毎月 環境やSDGsに係る社会問題を取り上げたサスティナブルレポート「DEレポート」を掲載しています。
2024年11月現在でNo.45まで掲載されていますが、人気のレポートはどれなのでしょうか?
今回は、DEレポートの人気ランキングTOP10を発表します。
レポートの要約も載せていますので、気になったものがあれば、ぜひご覧になってください。
脱炭素経営ドットコムでは、中小企業様の脱炭素経営への第一歩を支援しています。
これから脱炭素経営を始めたい中小企業向けアクションプラン資料もございますので、ぜひご活用ください。
第10位
dNo.26 熟年離婚を回避するにはパンツを洗うべし!
第10位にランクインしたのは、 熟年離婚の増加や男性の家事・育児参画の必要性について解説したレポートです。
女性の社会進出や年金分割制度の導入により、熟年離婚の割合は過去最高を更新しており、これが子ども世代や社会全体にも影響を与えています。
一方、男性の家事・育児参画を促進するための法律改正や地域での取り組みが進んでいますが、依然として家事の負担が女性に偏っている現状があります。
家事の大切さを理解し、夫婦間で分担を進めることは、家族全体の幸福や熟年離婚予防にもつながります。
「家族のため」と働く男性は、家事を担う女性の支えに感謝し、自ら行動を起こすことが求められています。
第9位
dNo.22 入れ歯集合!~入れ歯もリサイクル出来る~
入れ歯のリサイクルのレポートが第9位にランクイン。
入れ歯に使われている貴金属を精製して再利用する仕組みがあり、その収益は日本ユニセフ協会などに寄付されているのをご存知ですか?
この活動を推進する「NPO法人日本入れ歯リサイクル協会」は、入れ歯の回収ボックスを設置するなど、リサイクル促進に取り組んでいます。
活動による寄付総額は約6,000万円にも上り、福祉事業や世界の子どもたちの支援に役立っています。
不要な入れ歯を寄付することで、誰かの命を救う社会貢献に参加してみませんか?
第8位
dNo.13 僕のげっぷが地球温暖化を!?
第8位は、なんと牛のげっぷが地球温暖化の原因の一部となっているというレポート。
家畜のげっぷによるメタン排出は、世界全体の温室効果ガスの約4%を占めており、特に畜産の盛んな地域では深刻な問題となっています。
この問題に対し、海藻を使ったサプリメントを牛の飼料に混ぜるなどの、メタン削減の具体的な取り組みをまとめています。
またレポート内では、排出権取引を活用することで、間接的に畜産業が脱炭素に貢献する方法も提案されています。
第7位
dNo.1 国家100年の計
d~人口減少による国力低下から、持続可能な国造りへの転換を目指す~
第7位になったレポートのテーマは「人口減少」。
日本の労働力人口減少に対処するためには、出生率の増加が重要となってきます。
少子化対策が成功しているハンガリーを例にあげ、政府が積極的な少子化対策を行う必要があると解説。
さらに、税制優遇や補助金などで子育てにかかる負担を軽減することで、夫婦が安心して複数の子どもを育てられる環境を整え、社会全体で子育てを支える意識改革が重要とまとめています。
第6位
dNo.8 故障家電は修理して使いたい!!
第6位は、故障した家電の修理に関するレポートがランクイン。
家電が故障した際、その大半は廃棄されるのが現状です。
その理由は、修理よりも買い替える方が安価なのと、修理が不可能という誤解が影響しています。
実際、修理事業者や技術者が減少している中、家電を修理して再生する需要は高まっていますが、部品供給の問題も障害となっています。
家電メーカーは修理用部品の供給を長期的に行い、修理の意識を高めることで、物を長く使う文化が広まり、廃棄を減らす取り組みが進むことが期待されます。
第5位
dNo.9 崩壊する軍艦島~産業革命遺産の維持・保護への課題~
第5位には軍艦島に関するレポートがランクイン。
軍艦島(端島炭鉱)は、2070年には風化により建物と護岸が崩壊する恐れがあり、その特徴的な廃墟感を維持するための保存方法が求められています。
従来の修復方法では文化財としての価値が損なわれるため、現状のシルエットを保つ新たな保存技術が必要です。
また経済面では自助努力で資金を集める仕組みを作り、観光ツアーやメディア露出を通じて投資を促進していくなど、次世代に産業革命遺産の価値を伝えていく取り組みをまとめています。
第4位
dNo.30 カラスと人間の共存
d~身近で賢い野鳥を知り私たちの生活環境を考える~
第4位にランクインしたのは、私達にとって身近な「カラス」ついて解説したレポートです。
ゴミの食い散らかしなどで害獣扱いされることが多い「カラス」ですが、非常に知能が高く、記憶力や視力にも優れ、環境に適応した生態を持っています。
このレポートでは、カラスが人間に依存せず、自然環境で生きることができるように緑化整備や生態系バランスを考慮した街づくりを提案しています。
カラスと共存するために環境リテラシーを高め、信頼関係を築くことができれば、頼りになるパートナーとしても活躍できるかもしれません。
第3位
dNo.14 小規模神社を救え!故郷を救え! ~ご縁がなくなる5円玉~
いよいよTOP3の発表です!
第3位にランクインしたのは、 日本人の生活に密接する「神社」の歴史と現状を解説したレポートです。
古代から信仰の場として続いてきた神社ですが、少子高齢化や地域コミュニティの崩壊により、維持管理が困難な状況にあります。
特に小規模神社では収入減少が深刻で、寄付や収益の工夫が急務となっています。
成功事例として宮大工養成塾や地域コミュニティ施設としての再建支援が紹介され、個人の参拝時のお賽銭も支援の一助になると提案しています。
神社存続のためにできることを考えるきっかけとなる内容です。
第2位
dNo.2 コアラ絶滅の危機 ~地球温暖化での人間と動物の共生への道~
第2位は、コアラの絶滅の危機に関するレポートがランクイン。
温暖化による気候変動が進む中、オーストラリアのコアラは異常な高温や干ばつ、開発による生息地の減少、2019~2020年の大規模な森林火災の影響を受けて激減しています。
特に、コアラの主な生息地であるオーストラリア東側が火災で80%消失し、今後25年で絶滅する危機に瀕しています。
ゴリラの保護成功事例に倣い、オーストラリアでは国が中心となり、保護プログラムを一元管理し、復興活動を徹底することが求められています。
また、様々な企業が寄付や情報発信を通じてコアラ保護に貢献しており、その役割は非常に大きいと紹介されています。
第1位
dNo.21 子供達の野球離れに歯止めを!!
堂々の第1位に輝いたのは、「子供達の野球離れ」に関するレポートです。
少子化の影響により、小中学生の野球競技人口が急減しており、特に少年軟式野球の団員数は2011年から2021年で大幅に減少しています
また、子供たちが野球に触れる機会も減少しており、野球を楽しむための環境整備や地域での支援が必要となっています。
チーム運営や指導方針も時代に合ったものに改める必要があり、子供たちの多様なニーズに対応した受け皿を作ることが重要です。
野球を愛する関係者が協力し、競技を楽しむための環境を広げていくことが求められています。
現在人気の「DEレポート」を紹介してきましたが、気になるレポートはありましたか?
他にも様々なテーマの「DEレポート」が公開されており、今後も定期的に掲載予定ですので、ぜひ一度ご覧ください。
DEレポートとは?
「DEレポート」とは、環境やSDGsに係る社会問題を取り上げ、原因・背景から解決に向けた施策事例や将来の展望までを調査しコンパクトにまとめた報告書(レポート)です。
脱炭素経営ドットコムを運営する株式会社電巧社では、社名のアルファベット表記(DENKOSHA)の頭文字から名付けられた本レポートの作成に、全従業員で取り組んでいます。
配信場所: 脱炭素経営ドットコム 及び 株式会社電巧社HP(https://de-denkosha.co.jp/)
配信頻度:10日ごとに配信中